いよいよ、本題!好転反応をするっと出すには!?
好転反応自体はとってもオメデタイことです。
自分の体が生まれ変わろうとしているのですから!是非是非、祝福したいし、してあげてください!
『産みの苦しみ』というものは確かにあります。
でも、なるべくなら、それをするっと出したいと思うのも人情です。
ハーブヨガは苦行じゃないですから、苦しむこと自体を目的にしちゃダメです。
我々だってサディストじゃないので、苦しんでいるのを観てただただ喜んでいる訳じゃありません。
というわけで、『ハーブヨガ秘伝!好転反応するっと経過術』を公開しましょう!
まず最初に、好転反応を経過せずに自分の心身を生まれ変わらせることは難しいんです。でも、できるだけ緩やかに好転反応をだすためのコツというものはあります。
それは、便を1日3回出すこと!
(便と言っても大きい方であることは無論のことでございます。)
簡単に言えば、老廃物を出そうとする過程が好転反応です。それが便として出ていないので、違う部分から排便以外の形で出てくるわけです。
でも、あなたの排便力が増加したら、どうなると思います?
そう、好転反応は排便の形で現れてくれるわけです。
(ちなみに便というのは、食べかすではないんです。あなたの体の老廃物や古くなった腸壁、および腸内細菌の死骸が出てきているんです。だから、断食中などはむしろ排便が頻繁にあります)
中医学ではまず腸をキレイにすることに最大のポイントを置きます。
腸をきれいにするのは、いくら体に良いものを食べても腸に老廃物が滞留していたら吸収率も落ちるからです。
だから、まずは出すこと!
激しい好転反応を防ぐためにも、ここから始めましょう。
で、どうやったら便を1日3回出すのかって?
じゃあ、それについて解説してみましょう!
※玄米粥や豆乳野菜フルーツジュースのレシピは以下を参考のこと:
レベル1:まずは1日に1回も出ていない人!
この状態のあなたは、ちょっとお腹のあたりが張っているのを感じているかも知れません。
でも、大丈夫。便秘が治らない人はいません。
だって、体は入れるようにもできていますし、出すようにできているからです。
食欲があるのなら、排便もあって当然なのです。
そんなあなたには豆乳野菜フルーツジュースがオススメです。
朝、季節のフルーツと野菜と豆乳(150~200cc)をミキサーでががっと回すだけ。
もし、ミキサーがない場合には、まずは豆乳から始めましょう。
その場合は250cc以上は飲みましょう。
レベル2:次に、1日に1回はあるんだけどなぁ~と言う人!
あなたは今のままだって不調を感じていないはずです。
でも、ハーブヨガ的にはまだまだ人体の奥深さを楽しめるんですよ。
まずは豆乳野菜フルーツジュースに加えて、玄米粥を朝試してみましょう。
これも玄米を冷蔵or冷凍しておいて、お茶碗半杯分をお粥にして食べるだけ、というもの。
味付けは自由ですが、朝食べます。
そして、できるだけ動物性のものを避けて、季節のお野菜なんかを入れましょう。
もしくは海藻なんかもいいですね。
まずは1日に2回、朝夕に2回。
これまで1日1回排便がある人の場合、1~2週間以内に1日2回に変化してくれることが多いです。
(蛇足:これは腸壁全体の新陳代謝が5日間程度で行われることにも関係していると思われます。)
レベル3:1日に2回はあるんだけどなぁ~と言う人!
さぁ、いよいよ、1日3回のレベルです。そして、伝説へ!というわですね。
まずは自分の排便リズムを観察してみましょう。
よくあるパターンは朝食後の玄米粥&豆乳野菜フルーツジュースを飲んだら、催してきて1回。
後は仕事が終わってから自宅で夕食→1回というパターン。
職場でも心理的な抵抗のない人の場合には、昼食後に1回というケースも多いですね。
ということは、3回出すには『ただただ毎食後の1回』があれば良いだけなんです。
人間には本能として、食べたら腸が動き出すという反応がありますから、実を言うと難しくも何ともありません。
と、いうことで、
『ごはんを食べたら出てもいいじゃないか、本能だもの』
と心に深く刻みつけて下さい。
あなたの名前を「本能だもの」の後につなげて言うと、さらに言霊のチカラが働きますよ。
もし、あなたが「さとこ」という名前なら、
『ごはんを食べたら出てもいいじゃないか、本能だもの さとこ』
ということになります。
何だかバカげたことを言ってるように聞こえるかもしれませんが、実を言うと、1日3回出すのに一番の問題は心のどこかで「そんなことはありえない」と封をしていることなんです。
何かを食べたとか、何かを食べないとか、そんなことじゃないんです。
「もう、俺は1日に2回出しているし・・・」
「十分、私はよくやっている・・・」
「まだあとすこし出したいとは思っているけど、何だか面倒くさいんぞなもし・・・」
こんな具合に自分を安住させているんです。
でも、これじゃあ勿体ない。
体は食べたら出したいと思っているわけですから。
体質を変えていきたいなら赤ちゃんに戻ったつもりで、すぐに出したいなら出しましょう。
そういうわけで、あなたにオススメなのがこの習慣。
食べたら出ると思い込んで、とりあえず座って下さい。
ちょっとマナー違反な部分もありますが、気心の知れた相手同士で食事をしているのなら、食事中に席を立ったっていいです。
宗夫妻の場合はそんなの当然です。
誰だって排便をするんですから。
排便は呼吸と同じで避けられないものです。
そして、驚くべきことに平均1日3回ぐらい出るようになると、トイレットペーパーがあまり汚れなくなります。
便がするっと出るわけです。
臭いもかなり少なくなり、踏ん張ったり時間をかけすぎることもなくなります。
おしっこと同じぐらいの時間で排便が済んでしまうこともよくあります。
上図:素晴らしい排泄のためにもトイレの環境はしっかりと整えましょう
また、血行も改善していくためか痔や脱肛と言った辛い症状も治まっていきます。
1日3回というレベルは雲の上のレベルに思えるかも知れませんが、多くの方が体感済みなので安心して臨んで下さい。
排泄が1日に3回もあると、体も心も軽くなります。あなたにも是非、その爽快感を感じて欲しいと思うのです。
レベル4:1日に3回のレベルに達してしまった人へ
以上で紹介した取り組みを実践して、ハーブヨガまで実践していると、実を言うと、一日に4回ぐらいまで簡単に出ることになります。
1日4回ですよ。1週間に4回ではなくて。
1日に4回を出したいと思う場合には、各食事の後以外に寝起き後30分~1時間以内に排泄することがよくあります。
この時のポイントとして、水(冷水ではないもの・ゆざましはさらに良し)をコップ1杯(200cc)以上飲むことが挙げられます。
寝起きにぐっと1杯飲んで、それからちびちび200ccを30分程度かけて飲むのもオススメです。
朝という時間帯は夜中に代謝した老廃物が出てくる時間帯です。いわば腸が排便をスタンバイしている状態。
その時にぬるいお水を飲むだけで腸は反応してくれます。
ですので、朝に2回排泄をして、後は昼夜1回ずつというのが適当なのです。
ちなみに何かを表現したいという欲求があるのに、上手くそれを実現できていないとき、便秘になったりもします。その時は身近な関係性の中でも良いので、まずは発揮してみましょう。
最後に
以上、好転反応をするっと経過するために、あなたに実践して欲しい方法を紹介しました。
好転反応を経過したあなたには嬉しいプレゼントが沢山用意されています。
肌はワントーン明るくなり、体の調子も良くて、何かにチャレンジしたくてワクワクする。
これですね。
朝はすっきり目覚め、食べ物本来の味に感動できるようになったり、世界がこんなに美しかったのか!と驚いたりできる。(視力が上がる人もいます)
そして、誰にだって最高の笑顔で挨拶でる。
平たく言えば老廃物がすっきりとれた状態、赤ちゃん化しているわけです。
どんな人が相手でも良い点を発見できて、「あなたは素敵ですね」と遠慮なく褒めることができる。
あなたもそんな素敵な人物になれます。
だから、肩の力を抜いて、ハーブヨガを楽しんでみましょう。
国際ハーブヨガ協会の公式アカウントです。宗冨美江(Fumie MUne)と宗健太郎(Kentaro Mune)による共同執筆の記事となります。
“第33回 好転反応をするっと経過しよう(好転反応とは何か?後編)” への3件のフィードバック