第19回 GREEN食美法の一日の食事法

それでは、この三つの軸を踏まえて、癒やしと活性化のヨガであるハーブヨガのGREEN食美法の一日の食事についてを具体的に解説します。

朝食は癒しの場

まず注目する期間は胃腸です。

この消化器官は夜間の睡眠を経て生まれ変わり、朝の時間は昨日分の老廃物の排泄を行うとされます。

そのため、朝の時間に沢山のものを食べたりして胃腸に負担をかけない方が好ましいと考えます。

つまり、癒やしの食事を心がけます。

日本人の場合、米が胃腸に歴史的にも合っていることから、排出力の強い玄米朝がゆを勧めたいと思います。

レシピは玄米を何合か炊いておいて朝にコトコト煮込むだけなのでとても簡単です。

季節の野菜、海藻などを入れて、ありがたく頂戴することが肝心です。

玄米という食材は体を温め、丹田の位置を活性化させる。

丹田と言う軸を形成するのにも非常に適した食材です。

こればっかりは白米と同じ量を常備しておきましょう。

玄米粥のレシピアイデアあれこれ

① 味噌がゆ風味:少々の野菜や海草を入れてお味噌で味付けしたもの。玄米は味が濃いのでお味噌に良く合います
② 塩粥風味:塩だけで味付けするもの。精製塩ではなく、天然塩を使いましょう。梅干を使って塩分を調整するのもおすすめ。
③ トマト風味:ミネストローネのようなスープを作ってリゾット風に仕上げたもの。オリーブオイルを重くならない程度に入れましょう。
④ 中華風味:ごま油・しょう油・生しょうがで味付けするもの。ごま油は重くなりがちなので注意。

玄米粥には色んなバリエーションがありますので、ご自身でも様々に試してみましょう。ただし、肉類・魚類は避けるようにしましょう。

お漬物等を添えるとさらにGoodですね。

同時に豆乳と野菜とフルーツのミックスジュースも飲みます。

ハーブヨガではジューサーを使わず、まるごと繊維質を摂るように指導しています。

理由は手間もかからず、植物の繊維を丸ごと摂れるから。

現在、野菜やフルーツのスムージーを朝食に飲んでいる女性は多くなっています。

ただし、それだけを朝食にしてしまうと問題が残ります。

スムージーのかき出す作用は強いからデトックスはできるかもしれませんが、陰性の力が強すぎて身体を冷やすことになってしまいます。

その結果、体軸が冷えてしまって、ただただ、『軸のない人』になってしまいます。

その点は注意しましょう。

また、朝の時間をクリエイティブにするためにも多少の熱を生み出す糖分は必要です。

そのために玄米粥とセットで行うのが一番効率がいいのです。

野菜豆乳フルーツジュースの作りかた:野菜ジュース レシピアイデアあれこれ

野菜の選び方:野菜には小松菜やブロッコリー等、普段、生では食べないような野菜を積極活用しましょう。これらのアブラナ科の野菜は生でも食べられます。ほうれん草は大量に食べなければ大丈夫ですが、尿管結石などを持っていてシュウ酸が気になる人は避けましょう。にんじんでも大丈夫ですが、少々、粒っぽくなるのでご注意を。その他、旬についても関心を払って、旬の野菜を食べるようにしましょう。

フルーツの選び方:基本的にはりんごやスイカや梨、或いはみかん類など国産のものを用いますが、身近にない場合には輸入品でも大丈夫です。ただし、バナナ等を連日使うのは止めましょう。

パイナップル×葉野菜×豆乳

パイナップルの酵素を取れるレシピです。葉野菜を活用すると、肌が活性化していきます。

ニンジン×リンゴ×豆乳

一日一個のリンゴを食べれば医者が要らないとまでいわれる、リンゴを使ったジュースです。皮付きのものを用いるほうが栄養価も高くお勧めですし、ミキサーで回してしまえば皮の感覚はあまり分かりません。

パイナップル×ショウガ×豆乳

まさに朝のブーストアップに相応しい一品。ショウガを多くすることで辛目の味になりますので、男性にも好まれるでしょう。ショウガの酵素が体を温め、刺激的な一日のスタートに使えます。

ビートルート×パイナップル×ヨーグルト

ビートルートは赤ビーツとも呼ばれ、鮮烈な赤色と土の香りが特徴の食物ですが、ショ糖を多く含み滋養満点ですので、是非とも生活に取り入れたい野菜です。ビートルートの香りをヨーグルトで抑え、飲みやすい仕上がりになっています。

 

夕食は遊びの場

夕食はあなたの一日の労働を祝福し、明日への活力を得るための食事です。

夕食は肉類や魚類などを用いて、創造性を発揮し、食文化を楽しむことが肝要なんです。

関係性の項目で言ったように『遊び』を取り入れましょう。

さて、昼の場合、癒やしと活性化の中間の食事となります。

あなたが体質改善を考えている場合にはベジタリアン的な食事を行います。

特にプログラムの一ヶ月目は菜食を行っても良いでしょう。

ただし、どうしても活力が欲しくて、肉・魚を取る場合にも副菜程度に留めましょう。

つまり、全体の1~2割に留める計算です。

この場合、たんぱく質が不足しがちになるので高タンパクの豆腐や豆類をふんだんに摂るように指導しています。

昼食は活性の場

昼食は玄米・汁物・多めのサラダ・野菜の煮物などに豆類を必ず取り入れることが一番の鍵です。

豆はしっかりと準備すれば非常に美味ですし、食物繊維も多く扱いやすい優れた食材です。常備菜として豆を常に煮ておきましょう。

 

豆類の活用法

豆類は様々な料理に活用できますが、アイデアとして以下のものを挙げておきます。

  1. サラダに使う:あらかじめ茹でておいた豆類をサラダに入れるだけで、簡単に栄養満点なサラダができてしまいます。
  2.  汁物に使う:そのまま豆を入れてもよいですし、豆とタマネギを煮たものをミキサーでまわしてポタージュにしてもいいですね。
  3.  炒め煮に:豆は滋味が豊富なので味噌やしょうゆで味をつけると、おかずにもなってしまいます。鶏の筑前煮などに入れても美味です。

癒しと活性化の型を守ること

このように、一日のサイクルをこの癒やしと活性化の食事でわけるという、リズムを作るだけで大分実践が楽になります。

昼食と夕食については、ご飯・おかず・サラダ(秋冬は温野菜でも可)・汁物の型を崩さないようにしましょう。

この型が乱れてしまい、麺類だけ、パンだけとなってしまうと、健康も美容も手に入ることはありません。

これまで何千人ものクライアントと接してきましたが、この型が崩れてしまっている人が非常に多いのです。

しかし、一旦、型を身につけるだけで『温かい家庭の食卓のお母さんの味』をその瞬間から発揮することができるようになります。

そして、食事について考えるに当たって最も大事なのが、何を食べるかではなくて、誰と食べるかです。

これは先ほども述べましたが、昼食と夕食についてはできるだけ一人では食べないということを実践しましょう。

食事は『お祝い』です。

一人でずっと食べ続けるのは不自然なことなんです。

だから、一人の時間を大切にする前に二人以上の時間をまずは確保して下さい。

一人になることは簡単な時代なのですから。

昼食はお弁当や外食を利用するから誰かと食べるからいいとして、夕食はどうすればいいの?と思うかもしれませんが、まずはご家族や友人でOKです。

自炊を一人でするのではなく、複数で行うようになればさらに習慣化は簡単に行われるようになります。

摂取する食材の割合については、私達には魔法の杖があります。

それが冒頭でも紹介したGREENです。

GREENの枠組みがあると、食材選びが楽になり、調理も楽になります。

自炊の機会が増えると食費も抑えられます。

経済的なコストが抑えられると言うことは、持続できて習慣になるということです。

以上のメソッドを組み合わせることによって、あなたの美と健康は保証されていくことになります。

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国際ハーブヨガ協会の公式アカウントです。宗冨美江(Fumie MUne)と宗健太郎(Kentaro Mune)による共同執筆の記事となります。

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