第20回 GREEN食美法の一週間の食事法

以上はあくまで平日の食事で、これはデトックス(癒やし=陰性)のための食事法です。

なぜかというと活性化(陽性)の側面が足りないからです。

デトックス系の食事法を平日に行うのは、労働日である平日には嫌でもストレスがかかり、老廃物が溜まってしまうからです。

つまり、ストレスを癒すプロセスが平日の食事の役割とも言えます。

じゃあ、週末の食事はどうするのかという問題になります。

もうお分かりの通り、週末の食事は活性化のための食事をします。

あなたを活性化させる、簡単に言えば元気づけるための食事を摂ることになるわけです。

そもそも、なぜここで1週間をベースに食事法を考えるかと言うと、現代人のライフスタイルは曜日に大きく左右されているからなんですね。

多くの人が平日には働き、週末には休むというライフスタイルを送っています。頑張って働いている平日とリラックスしたり遊んだりする週末では心理状態が全然違います。

よって、当然、何を食べるべきかも変わってくるわけです。

勿論、週末が休みではない場合は、ご自分の休日に合わせて調整してください。

それでは週末にどんな食事をするのか。これは簡単なことです。あなたが元気になる食事をするということ。

例えば、普段は自分では作れない料理を食べにいって、自分の幅を広げたり、家族や友人とバーベキューをしてもいいでしょう。

好きな人と、好きなだけ、好きなものを食べるということですね。

こんなことを言うと不安になる人が出てくるかもしれません。

「せっかく平日にデトックスしているのに、週末に毒をいれちゃうんじゃないですか~」と思うかもしれません。

あなたの大事な人と最高に楽しむ食事を摂るのが週末の役割です。

それを蔑ろにして自分のことばっかり考えていると、いつまで経っても恋人との関係は向上できません。

平日の食事をGREENに沿ったもので食べていたのなら、週末に何を食べても大丈夫です。

いや、むしろ、週末にしっかりと外食をしたりして食事を楽しむから、平日に自分も色んなレシピに挑戦してみようという気分にもなるんですね。

週末には玄米や豆類を食べなくてもいいですし、野菜ジュースも飲まなくてもいいです。

ただし、調子が悪ければ断食したり、玄米粥で乗り切ったりしてもいいのです。

ちゃんと自分の頭と体で考えて、食事をしっかりと味わい、遊び、癒し合いましょう。

どうして週末にあえて「外す」のか

ここまで来ると、たまに同じ型で同じ食材でずっと食べて行きたいと仰る人がいます。

確かにそのほうが簡単なんですね。

しかし、これはともすれば危険でもあるので追記しておきます。

まず、どんないいものでも人間の体は慣れるわけです。

だから、同じ食品を取っていたら効果は薄くなっていきます。

特にスムージーみたいに消化吸収しやすい病院食のようなものをずーっと摂っていると、胃腸が慣れてしまって吸収率が落ちる。

これは東洋医学では胃腸が弱くなると言う表現をします。

また、玄米みたいに陽性のものも同じです。

玄米に含まれるフィチン酸の力が強すぎるため、一日三食玄米食にして全く緩みのない生活をしていると、そのデトックス力の強さから肌が浅黒くなったりして、やはり問題が出てきます。

極端に陽性の食品ばかり取るとこうなることが、実際にマクロビオテックの本にも症例として載っていたりします。

効果的なのは中庸を行くこと。

陰陽のプロセスと同じで、頑張ること(陽)、休憩(陰)の両方のバランスがとれていることです

。だから、敢えて週末に「外す」ことで、胃腸を鍛えて吸収率をアップさせることが出来るんですね。

そして、週末に外すことで『依存する危険性』を打破することが出来ます。

健康食品や健康法は良くも悪くもその方法に依存する人物を生みやすいと言えます。

確かに短期的に体質は改善するかも知れません。

だけど、長期的には感謝の心は薄くなり、どうしてもルーチンワークになってしまいます。

大事なのは特定の食品に頼ろうとしないこと。

玄米やスムージー、あるいは特定の調理法やサプリメント等を常用している人は普段は体調がいいつもりでも、旅行に出たりすると体調が悪くなってしまうことが多いのです。

はっきり言って、玄米やスムージー、或いはサプリメントがなければ健康管理できないなんてライフスタイルは、非日常に対応できない未熟な生活習慣であるとしか言いようが無いんですね。

「私はウルトラスーパーキノコトラフグ粉末エキスがあるから健康です!」なんて、こんなんじゃあ、危険なんです。

それって裏を返すと、非常事態になってそれを入手できなくなったら、すぐに体調がおかしくなってポックリ逝きかねないってことですから。

地震や台風の多い日本においては非常事態は毎年のように起きます。

安全だと思っていても、「まさか」の事態はいつでもどこでも簡単に起きてしまうのです。

その時にしっかり耐えられるように、週末に訓練しておきましょう。

つまり、粗食でも肉食でも、多少の毒を持っていたとしても、何でも感謝できて食べられる体になっておくということです。

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国際ハーブヨガ協会の公式アカウントです。宗冨美江(Fumie MUne)と宗健太郎(Kentaro Mune)による共同執筆の記事となります。

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