中国医学とインド医学(アーユルベーダ)は相互に影響を与え合いながら、並列的に発展してきました。
その結果、コンセプト的や実際的にも対応する箇所が多く見受けられます。
例えば、ツボ=経穴は中医学のコンセプトですが日本人になじみのある身体の捉え方ですが、インドではそれを『マルマ』と呼びます。
そして、チャクラとはインドの身体観の特徴的な考え方で、私たちの体における『エネルギーの集まる場所』を表現したものです。
これらのチャクラは中医学の一部のツボと対応していますが、多くのツボは表面にあるという考え方に対して、チャクラは内側に存在するという考え方をします。
ツボというものはエネルギーが集まったり、出て行ったりする穴だと考えるとよいでしょう。
そして、その中でも特に働きの大きのがチャクラと呼ばれる場所なのです。
チャクラのイメージとしては体の表面で扇風機のように渦巻いている感覚です。
アーユルベーダではチャクラはエネルギーの受容や転移を司っていると言われています。
つまり、その部位で外部にエネルギーを吸ったり吐いたりしたり、或いは、内部にエネルギーを供給したりしているのです。
ハーブヨガのアーサナ、呼吸法、そしてハーブそれ自体の効果によって、体内に流れるエネルギーを正常な状態に保つことが出来ます。
ハーブヨガの基本的な身体観については、拙著「ハーブボールSPAセラピー」にて詳細を解説しています。是非、ご覧くださいませ。
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“第14回 ハーブヨガの体の見方:チャクラ・マルマ・ツボ” への2件のフィードバック