子宮内膜症だからといって自分を病人扱いしてはいけない理由とは?

※沖正弘先生の逸話は直弟子の一人である矢上裕先生の著作「自力整体」に記載されていました。

 

国際ハーブヨガ協会の公式アカウントです。宗冨美江(Fumie MUne)と宗健太郎(Kentaro Mune)による共同執筆の記事となります。

映像は文字情報の5000倍!ドキュメンタリー番組配信中。

昨日、私たちはYoutubeにて、平日は毎日動画配信を宣言をしました。

というのも、ブログやメルマガでは、文字情報が主になってしまいますが、映像では、なんと、5000倍もの情報量を一度に伝えられるのです。
私たちは、文字にはなりにくいニュアンスや楽しさまでをどうにかお伝えしたいと思い立ちました。
そこで、休止していたYouTube配信を本格的に始動させていく決意をしました。
第一回目はハーブヨガマットのドキュメンタリー番組でしたが、ハーブボールが気の世界をガイドする抱腹絶倒の番組など準備しています。
人形、ハーブボールたちがしゃべる、踊る!?
大人だけでなく、子供たちが親しんで学べるような番組を配信していきたいのです!
もちろん、セラピーやヨガの奥義である観想や感応を番組の中でCGなどを駆使してお伝えしていきます。

本日は、配信二日目の世界に革命を起こすハーブヨガマットづくりの舞台裏をのぞいてみてください!

知っている方もいらっしゃると思いますが、アメリカのヨガメディアに取材された際の裏話を製作しています。

>>動画はこちらにあります!
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2018年5月23日 | カテゴリー : News | タグ : | 投稿者 : 国際ハーブヨガ協会による記事

ヨガクラスだからこそ、モノを徹底活用しよう!

物を使うこと

生徒さんの習慣化を促すためには宿題を出すこと以外にも様々な方法があります。

それは物を活用することです。

例えば、書籍を渡したり、「言霊ワークシート」を渡したり、「デイリーワークシート」等を印刷して渡すことも習慣化を促すお手伝いをします。

なぜ物を使うのかというと、日常に帰ってからもハーブヨガについて思い出してもらうためです。

クラス中に「自分の人生について考えるって面白いことだ」と思っても日常に戻れば速攻で流れてしまうからです。

私たちは物質世界に生きていますから、ハーブヨガの習慣を思い出すためには、物を媒介にすることが一番手っ取り早い方法です。

書籍を持って帰って読んだり、言霊ワークの続きをやったりというプロセスを通じて、次回もまた新しい発見をするためにクラスに行こうというモチベーションや、自宅でも習慣にしてみようというチャレンジ精神になるのです。

ハーブボールを渡すという行為も実際にはこの物を使うという鉄則を反映しています。

普通にヨガスタジオに通っているだけでは家でヨガをするモチベーションにはなりません。

しかし、ハーブボールがあって、「温めると気持ちいいいよー」と訴えてくれるからこそ、じゃあ、ちょっとだけ家でもやってみようか、ということになるのです。

ハーブヨガのデイリーシートの活用

ハーブヨガ指導のデイリーシートと言うのは以下の様なものです。

>>PDFファイルのダウンロードはこちら

 

これは生徒さんが通う日数分だけプリントアウトしてお渡ししてみることも習慣化を応援するためにはお勧めできます。

これは一日にどのようなことをしたかを書き込むだけですが、これをやるのとやらないのでは体質改善の効果に大きな差が出ます。

このワークシートの枠組みは非常にシンプルです。

しかし、まずはこういう風なシンプルな枠組みでもいいので、生徒さんにご家庭でも自分のハーブヨガの実践について書いてもらうことが大事なのです。

 

ただし、指導者は生徒さんが書いている結果を見て、ここはこうしろ、あぁしろという必要はありません。

例えば、「便秘なら野菜ジュースですね」というアドバイスをしてはいけません。

体質改善についてのアドバイスは本やハーブヨガの教科書に記載されていますから、むしろ指導者が行なうのは、生徒さんがしっかり書けているか、自分の人生に関心を払えているかを聞くことなのです。

勿論、渡すだけでは書いてくる可能性は低いでしょうから、クラス後にしっかりと見て上げる必要があります。

その時はぱーっとみて結構記入できていたらそれでいいですし、思ったより書けていなかったら思ったより書けてなかったですねって聞きましょう。

これは「このへんがあまり書けてないですね」と聞くだけです。

そして、「次回まではこの部分も書けるように心がけましょう」と、宿題を出すだけで十分です。

学校の先生みたいに、「まだ玄米粥を習慣にできていないのか」と叱りつけるというわけではありません。

あなたは「どうしてその生活習慣ができないのか、一緒に考えてみましょう」とワークを出すのです。

この宿題というのは、一期一会で出されるものです。

だからこそ、ワークシートでも何でも活用すべきなのです。

 

まとめ:ハーブヨガのアンバサダーになること

あなたがハーブヨガの指導者としてハーブヨガをより積極的に世界に広めていく大使(アンバサダー)になるために最も必要なのは、ハーブヨガの実践を通じて、ハーブヨガを理解することです。

そして、ハーブヨガを指導することを通じて、一人でも多くのハーブたち (ハーブヨガ実践者)を育てることが指導者の使命です。

ハーブヨガの指導技術や経験は非常に大事ではありますが、実際はあなたみたいな人になりたいと思うからこそ、生徒さんは継続してあなたのクラスに通うようになるのです。

まずは自分自身が実践をやっていくってことを行って頂ければなと思います。

ハーブヨガの素晴らしさを言葉で伝えるにあたって、プレゼンテーションのテクニックが上手いだけでは結局、そのビジョン=観想は伝わりません。

こういうものは結局の所、人生の物語をその身体を通じて生きているかというビジョンを通じて伝わっていくものです。

あなた自身の体で楽しさや、喜びを伝えていくのです。

 

そして、あなた自身の関係性の中で幸せに生きていることを醸し出すわけです。

これは言葉ではなくて、無言であったとしても伝わってくるものでもあります。

メソッド自体の楽しさや意味が日頃の実践によって伝わっていくのです。

ネガティブな感情を内側に封じ込めるのではなく愛のある行動によって昇華することが、私が世界のハーブであるということを保証するのです。

そのための指針としてハーブヨガが存在すると考えています。

ハーブヨガを実践するには幾つもの段階があります。まず自分自身の心・体・関係性と対話することです。

その次に人間関係の中での実践すること。特に目の前の人を笑顔にすることです。

そして、最後には社会の中で自分自身の行動がどんな影響を与えるのかについて考えながら行動することです。

国際ハーブヨガ協会の公式アカウントです。宗冨美江(Fumie MUne)と宗健太郎(Kentaro Mune)による共同執筆の記事となります。

ハーブヨガクラスはどうして少人数制なのか?

少人数制クラスだからできることって何だろう?

なぜハーブヨガのクラスは一般的なヨガスタジオものとは異なり、少人数で行なうのかというと、人数が多すぎると一人一人に最適な宿題が出せないからです。

これが一番の理由と言えます。

自分がただ生徒さんの前でポーズをとって号令をかけているだけでは習慣を応援できません。

Tune-inを行い、姿勢美法を行い、Kotodama Workに取り組み、ハーブボールを用いてハーブヨガの坐法を行なっていたとしても、適切な宿題が出ない限り、それはハーブヨガクラスではありません。

ハーブボール体操でしかないのです。

確かにクラゲを観想しながら脱力をしたり、ハーブボールを当てたりすることは大きな癒しをもたらします。

瞑想したって癒やされます。

クラスの場で生徒さんに感心してもらうことは素晴らしいことですし、それを目指すべきです。

しかし、それだけでは本質的な意味において、自分の人生をプラスに積極的に変えていく力にはならないのです。

指導者は生徒さんから癒やされましたと聞くと嬉しくなるでしょう。

しかし、これだけでは生徒さんの日常は変わりません。

クラスを受けて癒されて、それで終わりになってしまうのです。

このような破壊のない消費型の受け身のクラスというのはハーブヨガではないのです。

生徒さんが習慣を身につけるのは、生徒さんがクラスに積極的に参加するからです。

宿題を出す方法というのは以下のとおりにあります;

・あなたの代わりにポーズのお手本をとらせてみること

・他の生徒さんの脱力のチェックをしてもらったりすること

受け身ではなく主体的にクラスに参加して自分自身の成長していることを確認してもらうことが、習慣化を促すための指導法です。

ハーブヨガクラスの主役は誰だろうか?

ハーブヨガクラスにおいて主役とは指導者だけではありません。

参加者全員が主役です。

これは気休めで言っているのではなく、そのような仕組みがあるからです。

その仕組というは、「目標を設定してチャレンジする」という主人公の原則を導入することなのです。

困難があって、悪戦苦闘してもがいて、課題を解消するというプロセスこそが主人公の条件です。

もし、生徒さんは座っていて癒されるだけというの課題のない平坦な状況です。

これは一見、楽に見えますが、課題のない直線的なストーリーとは脇役のやることなのです。

指導者は主役としてやることが沢山ありますよね。

たとえば、今日はハーブヨガのオースをよどみなく伝えられるか、今日のハーブは何にしようか、生徒さんの脱力をみるにはどうすればいいか、などなど色々なチャレンジがあります。

この感覚を味わいたいからヨガ講師を目指す人もいるでしょう。

ヨガの先生は人前に立っていますので、確かに主人公であるように見えるからです。

 

しかし、私たちはあなたにヨガ指導者を目指すならもっと上を目指してほしいと思います。

それはあなたの生徒さんを主役にすることです。

生徒さんが積極的に参加しないクラスでは生徒さんにとって主役感があるわけではないのです。

その結果、癒されはするけれど、なかなか継続してくれないという結果になるのです。

あなたの代わりに誰かが集客を代行してくれて、右から左へ生徒さんを流してくれる場合には、特に注意しなければいけません。

生徒さんのロイヤリティはあなた自身が集客した場合よりも低いですし、習慣を応援することをより意識して行なわなければならないのです。

そうでなければ、結局は同じことの繰り返しになってしまいますし、生徒さん自身からも大して尊敬は得られないという結果になります。

「あぁ発散できた」というだけで終わってしまう関係になるからです。

私たちは誰かと一緒に向上することこそが人生の喜びであり、他者と存在する喜びであると考えます。

そのためには生徒さんにも主役として参加してもらうことを徹底しなければならないのです。

そして、課題を与え、それをクリアするというプロセスを通じて、生徒さんに普段から自分の人生に積極的に主人公として関わるという練習をしてもらうことができるようになるのです。

この参加へと引きこむ事こそが、指導者の腕が現れる部分です。

指導者として活動する場合には、あなたのクラスのすべての要素について、どうやって参加させようかを考え、指導のためのあらすじを書いたノートを作りましょう。

脱力だったら生徒さんが二人いたらお互いにみてもらうとか、丹田呼吸だったら丹田を触るのを他の人にもしてもらうことだとか、色々挙げられるはずです。

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あなたがハーブヨガを指導する目的とはなんだろう?

ハーブヨガ指導の目的とは?

ハーブヨガを実際に教えていこうとしているあなたが理解すべきことは、ハーブヨガの実践があって指導があるということです。

その結果、ハーブヨガが広がっていくという部分があります。

ハーブヨガの実践で得られることは、あなた一人が美しく健康になることだけではありません。

あなたが輝くことで、あなたの身近な人々も人生への恋を始め、人生の可能性の模索を始めます。

他者から与えられ・与えられることこそが、実際にはハーブヨガを実践することで最も大きなメリットと言えるのです。

さて、ハーブヨガの指導の目的は何でしょうか?考えてみましょう。

それは、生徒さんの習慣を応援することです。

坐法を指導して気血の流れを改善することでも、ハーブボールを調合することでも、心理的なワークを与えて心をその場で癒すことでも、それだけでは不十分です。

習慣を応援する、これがいちばんの目的です。

ハーブヨガの実践の部分でも伝えていますが、習慣こそが私達の人生を大きく変えます。

そのためにクラスを設計し、自分自身のサロン(クラスを行う場)を整えていくのです。

あなたがハーブヨガを伝えていく時、まずは生徒さんの習慣を応援するという前提でクラスを設計することが大事です。

習慣こそがハーブヨガ指導の一番の根幹です。

例えば、この本を書くときにあえて力という言葉を使わずに「習慣」という言葉を使っています。

それは本当の力というのは、日常的に継続している習慣だからです。

そして、いざという場合に発揮されるのも、日常的な心と体と人間関係の習慣でもあるのです。

例えば、今日はたまたま自転車に乗れたというのは力ではありません。

ちゃんと目的地まで到達して、用事を終えて無事に帰って来られてはじめて、自転車に乗れる力が身についたことになるのです。

指導法の鉄則

ハーブヨガのセラピストは、生徒さんが習慣を身につけるために、「見る」「聞く」「触る」「伝える」というステップを身に付けることになります。

相手の間違っていることについてすぐに口出しするのではなく、一つ一つにしっかりと気づきを入れ、相手の立場に立って一緒に緊張や脱力を体験し、観察することがハーブヨガ指導の前提条件になります。

そして、習慣化を応援するためには、ゴールを設定することがとても大事です。

つまり次のクラスまでの宿題を出すということです。

この宿題というのは、生徒さんが自宅でできる習慣です。

特集な空間や特殊な設備のもとでできることではなく、日常生活の中でできることをきちんと設定して、クラスの際にしっかりと伝えることが大事です

これは初心者であろうと、熟練者であろうと関係ありません。

クラスの初回であっても次までに最低限やれる宿題を出すことがすごく大切です。

これはあなたの家族であっても同じで、脱力の度合いなどをしっかりと観察し、その経過を応援することが求められます。

 

例えば、あなたがパートナーの脱力を観るとします。

すると、肩に力が入っていることを観察します。

ここで、「あ、脱力できないね」で終わってしまうのは不自然です。

なぜかというと、ここまでの過程であなたは脱力できないことがいかにデメリットに溢れているかを学んでいるからです。

 

だから、あなたのパートナーが脱力できるためにはどうしたらいいかを真剣に考えたら、パートナーにも宿題を出すことをせざるを得ないのです。

生徒さんの場合、トライアルクラスやワークショップだけの1回しか参加しない場合もあるかもしれません。

しかし、そうであっても一期一会で臨みましょう。

これは「このことさえ伝えられれば、死んでも後悔しない」っていう姿勢です。

もしかしたらあなたはクラスを出た途端に車に轢かれるかもしれません。

でも、その臨終の際にも生徒さんに伝えておいてよかったなと思えるようにするのです。

その人が自分が本当に伝えたいことを習慣にできるチャンスが与えられたことを喜べるように常に心がけましょう。

それがハーブヨガの指導者にとって必須である宿題=ゴールを設定することの本当の価値なのです。

宿題を出して、生徒さんの習慣を応援する意義

あなたが生徒さんの習慣を応援する意義とは、「本当にその人の幸せを真から願う」ということです。

これしかありません。

なぜなら、指導者にはその習慣を通じて生徒さんが本当に幸せになっているというビジョンが見えているからです。

もし、見えていないのなら、いったん、指導の現場から離れて実践を徹底して行いましょう。

これを理解せずに上っ面だけで「習慣が大事だ」なんて言っていても、相手にはちっとも響きませんし、長期的な習慣として実践するのは難しいでしょう。

生徒さんやパートナーに普段から笑顔でいてほしいからこそ、あなたはハーブヨガを伝えていくのです。

そして、宿題を出すということは、生徒さんが自分の体に意識の種を植えるということを応援することにもなります。

そうすると、生徒さんは日常的に自分自身の体に意識を払い、様々な発見を自動的に行うようになるのです。

例えば、肩が軽くなったという発見の時もあれば、上手く丹田呼吸法ができないというような疑問が生じることもあるでしょう。

これを解消するためにクラスに出る必要があるのです。クラスの場ではメソッドを身につけるための方法をわかりやすく指導されるからです。

つまり、日常と非日常を行き来することによって、生徒さんの習慣の筋肉はますます強まり、さらに生まれた疑問点をクラスで解消し、という正のスパイラルが生まれることになります。

あなたの出す宿題がヨガクラスと日常生活をつなぐ働きを持っているのです。

ここで大事なことは答えを与えないことです。

生徒さん自身にうまくいく方法、いかない方法について感じてもらうのです。

生徒さんの疑問点というのは頭で考えるものではありません。

体で体得するものですから、解決するのに時間がかかることもあります。

しかし、その疑問が解消された時の喜びは迷いの大きさに比例するものがあります。

だから、生徒さんが葛藤を感じることも応援しなければならないと私たちは思います。

人生は100年続きますから、時間はたっぷりあります。

高みから回答を与えられるぐらいなら、迷ったほうが長い目で見ればプラスです。

もし、最初から葛藤も疑問点もない状態であれば、何のチャレンジもないわけですから、成長はごく僅かですし、克服した喜びも限定的になるでしょう。

ハーブヨガのクラスには傍観者はいません。

全ての存在が積極的に心と体にしっかりと意識を向け、自分自身を発見することを祝福する姿勢が求められるのです。

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過去記事のまとめ:【書籍原稿】ハーブヨガの指導法と実践法

こちらのページではハーブヨガの指導法と実践法について解説した連載をまとめています。

こちらは指導者養成講座でのみ学習できる内容として、もともとは音声講義の形で存在していたものでした。

そちらをハーブヨガのコンセプトを解説するための書籍のために書き下ろしています。

この原文の出来があまりに「非常識」なので、「ハーブヨガをよりたくさんの人に活用していただくためにも読んでほしい!」と公開に踏み切った次第です。

こちらのまとめには一般的なヨガとハーブヨガは目指している地点が異なっています。

そのため、ハーブヨガのアプローチの仕方は従来のヨガとは大きく異なっているのです。

 

こちらのエントリで紹介している視点についてはこれまでの書籍にも解説してない内容です。

一般向けには初公開の内容となります。

指導者向けの内容のため、どうしても一回読んだだけではわからない部分があるかもしれません。

その場合には拙著ハーブヨガ及び、ハーブボールSPAセラピーの書籍、あるいは、ヨガマット一枚の革命の書籍などをご覧下さい。

まずはハーブヨガについての初歩的な理解を深めることをお勧めします。

ただし、こちらの内容であっても、ハーブヨガ理解にとってはあくまで基礎的なものとなります。

時間を設けて、少しずつ読み進めていただければ、あなたの人生に貢献するでしょう。

 

第1章 ハーブヨガの実践者のビジョンとは?

ヨガとは社会に積極的に働きかける姿勢であるということ

ヨガスートラの成立に大きな影響を与えた仏教

どうして、ハーブヨガは地球環境に配慮するヨガなのですか?

ハーブヨガは人も自然も癒し、活性化させるためのヨガ

呼吸の中で『世界のハーブになる』を実践する

第2章 ハーブヨガは日常生活のありとあらゆるものへと波及し、格闘するための武器である

第3章 ハーブヨガセラピーの実践 Tune-inの習慣

姿勢美法の習慣:姿勢美法を実践する意義

姿勢美法の習慣2:私たちが脱力を行なう理由

姿勢美法の習慣3:あなたが丹田やチャクラを鍛える理由

言霊ワークの習慣その1:言霊ワークにはどんな意味があるの?

言霊ワークの習慣その2:ハーブヨガクラスにおける言霊ワークはどうして紙を使うの?

言霊ワークの習慣その3:日常の中で行う言霊ワーク

坐法の習慣:ハーブヨガクラスではヨガなのにどうしてハーブボールを用いるの?

ハーブヨガにおける観想とはなにか?

ハーブヨガの坐法でハーブボールを使う理由

Seeding瞑想の習慣を一挙に解説します

ハーブヨガの生活習慣の基礎:三大欲求と対話しよう

情報のインプット/アウトプットについての習慣

世界と対話し、触れ合うための習慣

ハーブヨガを行うからこそ視野に入れておきたい社会の中の習慣

第4章 指導法のビジョン:ハーブヨガを指導する人のエキスパタイズとは?

ヨガ指導者が生徒さんに質問された時にはどのように対応するべきなのか?

お医者様とハーブヨガ指導者の決定的な違いとは?

小手先の技術だけでは体が継続的に変わることはないということ

お釈迦様でもわからないこと!?

生徒さんに本を紹介することの効用

いわゆる「好転反応」をどのように扱うべきなのか?

第4章のまとめ:ハーブヨガセラピストのエキスパタイズとは?

あなたがハーブヨガを指導する目的とはなんだろう?

ハーブヨガクラスはどうして少人数制なのか?

ヨガクラスだからこそ、モノを徹底活用しよう!

 

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第4章のまとめ:ハーブヨガセラピストのエキスパタイズとは?

では、最後に本章をまとめていきたいと思います。

ハーブヨガセラピストのエキスパタイズとは何か?

それは、診断を下すことでも、原因を言い当てることでも、生徒さんの行動を評価をすることでもありません。

じゃあ、何かというと、「あなたはあなた自身の力で幸せに、そして健康になれる、そういう物語の主人公なんだよ」という物語を示し、一緒にそのストーリーを歩むことです。

その意味ではストーリーの在り方を伝える表現者としての役割がとても大きいのです。

ハーブヨガを学んで西洋医学のお医者さんのように診断を下したいとか、原因をずばりと言い当てたいとか、そのように思ってしまう人はハーブヨガ指導には向いていません。

もちろん、人間の心と体について知ろうとすることはとても大事です。

私たちもありとあらゆる現象の原因を知ろうと、日夜、探求に探求を重ねています。

「どうしてだろう?」「なぜだろう?」という好奇心ほど、人間を進化させるものはないと確信しているからです。

 

しかし、それを生徒さんやクライアントさんに伝えて、自分を高く見られたい、尊敬されたい、自己表現がしたいというのは見当はずれなことなのです。

「答」を受けとってしまうと、生徒さんの人生の質は向上することはありません。

むしろ、依存を生んでしまい、恐怖や怒りの遠因を作ってしまうのです。

 

ですから生徒さんやクライアントさんを指導者の自己顕示の手段にしてはいけないのです。

ハーブヨガセラピストだけが主役ではなく、生徒さんが自分の人生の主役として生きることを応援することが私たちの仕事です。

だからこそ、私達がすることは、心と体と関係性に愛情を払う習慣を伝えることにあります。

指導者の皆さんが知識や技術を修め、エキスパートとしての評価を協会から得ることは素晴らしいことです。

しかし、それだけではまだまだ最低条件を満たしたに過ぎないです。

セラピストの通信簿は生徒さんからの感想シートそのものです。

私たちの仕事は、その中にすべてが現れます。

あなたの生徒さんは感想シートにどんなことを書いて下さっているでしょうか?

注意深く観察しましょう。

感想シートの背景にある感情はどんなものでしょうか?

生徒さんに憑依したつもりで考えてみるのです。

 

 

 

生徒さん自身が自分の心と体と関係性に愛情を払えるようになると何が起こるでしょうか?

それは、生徒さんが家庭の中でのエキスパートへと進化することを意味するのです。

その時、生徒さんは家族の中での自分の役割を理解することになるでしょうし、本当の意味で自立できるようになります。

このように、みなさんの生徒さんがエキスパートになることを応援することによって、あなたの指導は初めて一つの円となって完結します。

日本中、世界中の人、ひとりひとりが自分のエキスパートになるために私達は働くのです。

一人一人が自分自身の一挙手一投足に愛情をかけるということを応援する。

それができる人がこれからの時代のハーブなのです。

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いわゆる「好転反応」をどのように扱うべきなのか?

このように生徒さんの相談について即答せず、回答を与えずに、ワークシートや書籍を与えて生徒さん自身に考えてもらうというのが私達のスタンスです。

この考え方を応用して「好転反応」というものについて、指導者がどのように対処すればいいかを考えていきましょう。

好転反応というのは東洋の考え方です。

これは何らかのメソッドを行なって気血水の流れが回ると、一旦、不快に思えるような症状が出るというものです。

 

この作用はエネルギーバランスの調整のために発生し、実際に感知できるるものが多いと感じています。

伝統的な自然療法やハーブヨガでは起こりうるものですし、沢山の体験者が経験している現象です。

しかし、気血水の変化の現れ方は誰もわかりませんから、全ての人が心身の不調としてそれが出現するわけではありません。

人によっては人間関係のトラブルの形で現れることもあります。

 

例えば、生徒さんがハーブヨガを実践することで便秘になったとして、「この便秘は好転反応だから、しばらく待っていて下さい」といったように私たちが勝手に診断することはできないのです。

好転反応は起こり得ます。

しかし、私達自身にそれを診断したり、分析したり、評価したりする必要は一切ないのです。

それは言霊ワークやTune-inのシェアと全く同じです。

これは苦しんでいる生徒さんを野放しすることになるのでは?と心配になる人もいるかもしれません。

しかし、以下の例を考えてみましょう。

 

Tune-inのシェアの際に私達は生徒さんの話している内容についてコメントを一切しませんよね。

例えば、「あぁ、それは素晴らしい発見ですね」とか「もっと深く感情移入して考えてみましょう」とか、そんなアドバイスをすることはありません。

ただ淡々とシェアをします。

ここで、Tune-inでりんごを観察していった時に、生徒さんから

「りんごの芯のところにスーって滑っていくのが、なんかこう幼稚園のすべり台を思い出したんです」

「りんごという宇宙の中の大きなすべり台の中で私自身が滑っているような気持ちがしたんです」

というシェアがあったとしますよね。

この時に、生徒さんから、「これは私の前世の体験から来ているのでしょうか?」であるとか、「これは私の幼稚園の時のすべり台なんでしょうかね?それとも未来のすべり台でしょうかね?」とか、聞かれたとしても答えようがないじゃないですか。

私たちにわかるはずはありませんし、よしんば「わかる」ことに何の意味があるのでしょうか?

体の症状についての質問であってもこれと同じなのです。

私たちにはその原因は分からないのです。

私達の潜在意識にはそれこそ私達の先祖の記憶すらも眠っていると言われています。

その記憶がどのように再生されるのかは誰にも分からないからです。

 

こんな時に一番大事なポイントというのは、あなたがどんなストーリーを生きたいのか?ということです。

生徒さんがどんな状況であれ、私達、指導者が堅持すべきストーリーとは、

私達は自分の体に愛情をかけることで、自分に備わった自然の力が発動し、健康で美しくいられる

というものです。あなたがこの物語を確信し、それを確認するために生きることによって、あなたの観想は他者に感応していきます。

その結果、生徒さんは自分の人生に恋をする(関心を払う)ことを始めることができるようになるのです。

結論としては、生徒さんに対して、「好転反応ですね」というような言い方はしないようにしましょう。

そして、「好転反応ですか?」と質問されても即答はせずに、一緒に今に至るまでの生活習慣の変化を探っていきましょう。

その意味で、先ほどの質問への対処と変わりません。

 

補足として、好転反応の診断を下す治療家の先生もたくさんいらっしゃることも知っています。

なぜかというと、東洋医学においては好転反応というのはとても重要かつ基本の考え方だからです。

しかし、現在の法制度では西洋医学がメインですから、東洋医学における好転反応というのはグレーゾーンに位置しています。

また、物品を販売する際に好転反応を喧伝することは完全に違法になります。

その意味で、グレーゾーンにある好転反応という考え方をみなさんのサービスの中で運用するのはとてもリスキーだと思います。

例えば、頭痛がするという生徒さんに「好転反応だと思うから我慢しましょう」の一言で対処してしまうと、実際には脳梗塞などの疾病が原因だった際に訴訟沙汰になってしまいます。

ただし、好転反応という体のエネルギーのとらえ方、考え方があることは知っておくべきです。

亜流ではなく、本流の自然療法をすると、必ず好転反応が起こることは何千何万人の伝統の上に立った経験知だからです。

そのため、書籍などから除外することはありません。

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生徒さんに本を紹介することの効用

このように、生徒さん自身に自分の人生への関心を喚起させることを応援することがあなたの一番の仕事です。

ハーブヨガセラピーのクラスのメソッドはその目的のために構築されています。

あなたに他にできることがあるとしたら、それはハーブヨガやハーブボールSPAセラピーの書籍を渡して、さらに理解を深めて頂くことをまずは促して頂きたいと思います。

人を変える出会いにはいろいろな種類があります。

人との出会い、場所との出会いによって人は大きく変わります。

そして、本との出会いというのはとても大きいものなのです。

書籍はオンタイムの情報ではありませんが、その分、内容を吟味してより普遍的な情報を記載するように著者は心がけるからです。

ハーブヨガの書籍はあくまで全体を俯瞰した入門者向けのものですが、全体感をつかむのに適しています。

ハーブボールSPAセラピーの書籍は入門と名前はついていますが、より高度なハーブヨガの世界観を解説しています。

 

私たちはハーブヨガ・ハーブボールSPAセラピーを学びたい人のために書籍をこれからも執筆していきます。

だからこそ、指導者であるあなたにも書籍を効果的に活用して欲しいと思います。

これは別に私達の書籍を売って欲しいというものではありません。

印税なんてものはたかが知れていますし、密な本づくりを心がけていますので、一冊を完成させるためには多大な作業時間を要します。

はっきり言ってしまえば、私達にとって執筆することはボランティアだと思っています。

じゃあ、なぜ本を渡すことを奨励するかというと、読書というのは主体的な行動だからです。

 

例えば、生徒さんが重い生理痛に悩んでいる時に、ハーブヨガのセラピストが毎回毎回、対応するというのは依存を生む行為ですよね。

そして、そういった依存の声に対応するセラピストは多大な身体的・肉体的苦労を求められることになります。

依存を生み出すために苦労するなんて、絶対に避けるべきです。

いくらお金になったとしても、自分に足かせをはめるのは不幸でしかありません。

ひょっとするとあなたは、「生徒さんはあなたに主体的な行動として問題意識を持って質問をしている」と思うかもしれません。

確かに無言で通り過ぎるよりは素晴らしい行為です。

それでも、「聞く」という行為は読書に比べたらまだまだ受動的なんですね。

多くの場合、聞くという行為の裏側には「他人任せにしてもいいや」という依存心があります。

しかし、読書は違います。

自分の頭で理解しながらでなければ本を読み進めることはできないからです。

生徒さんは読書することによって、主体的に自分に必要な情報は何かと考え、それを探したり、自分の現状と比べたりする力が身についてきます。

その結果、自分自身の体と対話する習慣が身についていくのです。

だからこそ書籍を進めることは私たちにとって、とても効率の良い方法なのです。

 

そして、書籍を薦めることのメリットは性愛の項目のように中々、アドバイスしづらい事に関してもしっかりとサポートできるという点にあります。

アーユルベーダでは食事・睡眠・性愛を健康の三原則に備えるほど大事な要素ですから、性愛というのは避けて通れないのです。

性愛の要素がおろそかになると、人生は急速にしぼんでいきます。

しかし、これを対面で言うと強く聞こえすぎてしまいます。

性愛の要素は性エネルギーという最も根源的な部分に関わっているからこそ、意識すること自体が恐怖や怒りを呼んでしまうのです。

その時に書籍があると、とても便利です。

生徒さんやクライアントさんは性愛についてより客観的な心境で考えることができるのです。

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お釈迦様でもわからないこと!?

お釈迦様でもわからないこと!?

生徒さんから「最近便秘なんですけども、これはハーブヨガをやってるのが原因なんでしょうか」と聞かれた場合、あなたはどのように対応すればいいでしょうか?

私達、ハーブヨガの指導者は「その原因はこうですね」ということを伝えることはしません。

他の先生がそのようなことをしていて、例え立派そうに見えたとしても、私達はその轍を踏んではなりません。

人間の心身の機能はあまりに複雑です。

よって何が本当の原因かどうかはおそらくお釈迦様でも完全にはわからないでしょう。

お釈迦様なら分かるだろうと思うのかもしれませんが、人間の体は複雑系です。

お釈迦様でも文字通り完全にはわからないと言えます。

「どんなに素晴らしい人であっても、私の心と体のことは完全にはわからない」

あなたはそれぐらいに思わなければいけません。

どこかに分かっている人がいると思ってはいけないのです。

「私の心と体を完全にわかってくれる人がいる」と思うのなら、それは依存を生み出しているだけです。

なぜ、お釈迦様でも分からないのか?

その理由は、私たちが囲まれている砂嵐はあまりに巨大で多重になっているからです。

その結果、何が原因でその砂嵐のうねりが生まれているのか、もはや誰にもわからないのです。

このように「分からない」からこそ、私たちは生徒さんを診断・分析・評価をしないのです。

息子の小児喘息から学んだこと

例えば、私達の子供の小児喘息の治癒体験の話をさせてください。

私達の子供は生後の3年間ぐらい、小児喘息を患っていました。

一旦、劇的に良くなったのは、日本の自然療法をベースにしたハーブの力のおかげでした。

そして、同時に食生活も大きく変えたことも貢献しました。

玄米粥を食べたり、根菜類を多く食べたりということで、息子の調子もかなり安定したのです。

しかし、突然、また嵐のように咳をするようになってしまったんです。

「何でこんなことが起こるんだろう」と私たちは混乱しました。

なぜかというと、

・素晴らしいハーブの調合で手当てを定期的にしている
・食生活も気を付けている
・睡眠もしっかりとって生活習慣にも気配っている

と言うことなしの、健康的な生活をしていたからです。

今でこそ分かるのですが、その原因はおそらく「親である私達があまりにも働き過ぎていた」ということでした。

私たちはバンコクにサロンを始めるためにウェブサイトを作ったり、コンセプトを作ったりと、夫婦で一生懸命に考えていました。

24時間、心はバンコクのサロンにあったわけです。

実際に土日に子供を預けて大学の図書館の一室でコンセプトづくりをしていたこともありました。

まさに無我夢中です。

こういうライフスタイルは異常といえば異常なのかもしれません。

しかし、その時の自分たちにとってみれば、体のことなんだから食生活とかハーブとかそういったもので治るだろうって思っていたんですね。

だから、息子の調子が悪くなった時には「どんな体へのアプローチが必要なんだろう?」と自問するわけです。

 

体の側面にしか自分自身の視点がないわけですから、そもそも質問自体が間違っていたわけなんですね。

それでは適切な答えは絶対にでてこないんです。

しかし、この時に「子供さんの疾患は、あなた達が働き過ぎているからですよ」と分かる人はなかなかいないと思います。

これはもし、その人が私たちと一緒に暮らしていたとしても分からないと思います。

「答え」をアドバイスすることで生まれる落とし穴

或いは、百歩譲って、それが分かったとして、私たちにその答えをアドバイスしたとしても意味がないのです。

それはなぜかというと、自分の人生に本当の意味で責任をとるというのは、私達が息子に対する愛情や時間のかけ方について、「あぁ、ここが足りなかったんだ」と自分自身で気づいて発見して、そしてそのバランスを自分でとろうとする姿勢なのです。

そして、そのための習慣を試行錯誤しながら身に着けていくことの方が、正解を上から頂くことより、よっぽど自分の運命にとって揺るぎないものになるのです

もし、生徒さんの悩みを解決するための「正解」が分かったとしても、それを上から教えるだけでは一笑にふされて素通りされるか、「カチン」と来て終わりになってしまうかが関の山です。

或いは、逆に生徒さんが「なるほど、目からうろこが落ちました!」なんて言って、素直に信じて実行してしまうことも恐ろしいことです。

それはなぜかというと、依存を生んでしまい、自分の頭で考えない人を育ててしまうからです。

確かに一瞬、症状が奇跡といえるほどに解消するかもしれません。

その結果を見て、あなたは鼻高々になるかもしれません。

しかし、そうなると地獄の始まりです。

あなたなしには何も考えられなくなるからです。

生徒さんにあなたを介して何か答えみたいなものを得られるという「奇跡体験」をさせてしまったら、それは生徒さんの自立を阻害することになります。

生徒さんが自立することとは、ハーブヨガのクレドにもあるように「目の前に起こる全てのことをハーブとして発見し、祝福できるようになること」です。

目の前の現象に目を向けずに、外部に頼ろうとする人を育てることはハーブヨガの姿勢からは最も遠いものなのです。

そして、これは大事なことですが、このような依存関係を築いてしまうということは、答えを待ち望んでいる生徒さんだけが奴隷の状況になっているのではなく、指導者の側もまた奴隷になっているのです。

答えを与えられる指導者は「私はエキスパートとして、何かを生徒さんに与えている」という感覚があるかもしれません。

しかし、あなたは「尊敬されたい」「自己実現をしたい」という個人的な欲求に繋がれてしまっているだけなのです。

これこそがタロットカードの悪魔のカードの状態です。

指導者の多くが気づかないうちに、いや、自ら進んで自分と生徒さんの首に首輪をかけてしまうのです。

ハーブヨガの指導者だけが人生の主人公なのではありません。

他の人は脇役を生きろというのでもありません。

あなたに関わっている全ての人が人生の主人公であるように生きるように、あなたは行動しなければいけないのです。

それが「ハーブ」という状況でもあります。

自分だけがスポットライトを浴びていればそれでいいなんていうのは、光を他者から収奪しているだけなのです。

指導者はどうしても責任が問われます。

その責任とは生徒さん、クライアントさんが自分自身の人生を主役として感じるためにできることをしているか?にかかっているのです。

 

質問をされた場合の対処法

では、そのような依存を求めている質問をされた場合にどのように対処するかというと技術があります。

生徒さんの質問について無視していればいいというものではありません。

例えば、心身の不調についての質問をされた場合には添付Aのような1週間のライフスタイルについて考えるワークシートをお渡しして、考えてもらいます。

それにそって、一つ一つの要素について質問していくのです。

人間は3大欲求に大きく影響されますから、睡眠、排泄、食事、性愛(スキンシップ)について質問を淡々としていきます。

もし、あなたの内側に何らかの答えについてのひらめきがあったとしても一旦は内側に留めます。

そして、こちらのエントリにも添付されているワークシート「セルフフィードバックシート」(※)を用意します。

その中では睡眠時間、食生活、トイレの習慣、性愛の習慣、職場や環境の変化と生徒さん自身に考えてもらいます。

ワークシートを使って一つ一つの習慣の背景について考えていきます。

これは生徒さんが自分自身の体や自分自身の人生に愛情をかけているかどうかをチェックすることになるのです。

自分の持っている習慣と対話し、体の波との対話することによって、自分の人生の主人公になれるのですから必須のプロセスとも言えるでしょう。

これはいかなる疾患でも、いかなるお悩みでも同じように対処します。

私達指導者は生徒さんがどんな風に自分の習慣に愛情をかけているのか、体に愛情をかけているのか、それを発見する習慣を応援するしかありません。

「私はどんなふうに生きるべきだろうか?」
「私は何を理想として考えているのだろうか?」

生徒さんの永遠の自問自答を応援しましょう。

自問自答こそ、主人公がやることだからです。

今まで、洋の東西を問わず、体の専門家であるお医者さんはどうしても上から下に診断を下すという形でクライアントさんに接してきました。

しかし、これからの時代はそれも変わっていくでしょう。

ひとりひとりが人生の主人公として、自分の体のこと、自分の敏感さ、自分自身が感じる力、それらを鍛えて、自分自身でその今私の体が起きていることはなんだろう、このビジョンは一体どんなトーリーを私に与えてくれているのだろうと考えて行動するように促していくことが求められるようになるでしょう。

その先駆けとなるのがハーブヨガの指導者だと信じています。

>>セルフフィードバックシートは以下のリンクより入手できます

国際ハーブヨガ協会の公式アカウントです。宗冨美江(Fumie MUne)と宗健太郎(Kentaro Mune)による共同執筆の記事となります。