生徒さんに本を紹介することの効用

このように、生徒さん自身に自分の人生への関心を喚起させることを応援することがあなたの一番の仕事です。

ハーブヨガセラピーのクラスのメソッドはその目的のために構築されています。

あなたに他にできることがあるとしたら、それはハーブヨガやハーブボールSPAセラピーの書籍を渡して、さらに理解を深めて頂くことをまずは促して頂きたいと思います。

人を変える出会いにはいろいろな種類があります。

人との出会い、場所との出会いによって人は大きく変わります。

そして、本との出会いというのはとても大きいものなのです。

書籍はオンタイムの情報ではありませんが、その分、内容を吟味してより普遍的な情報を記載するように著者は心がけるからです。

ハーブヨガの書籍はあくまで全体を俯瞰した入門者向けのものですが、全体感をつかむのに適しています。

ハーブボールSPAセラピーの書籍は入門と名前はついていますが、より高度なハーブヨガの世界観を解説しています。

 

私たちはハーブヨガ・ハーブボールSPAセラピーを学びたい人のために書籍をこれからも執筆していきます。

だからこそ、指導者であるあなたにも書籍を効果的に活用して欲しいと思います。

これは別に私達の書籍を売って欲しいというものではありません。

印税なんてものはたかが知れていますし、密な本づくりを心がけていますので、一冊を完成させるためには多大な作業時間を要します。

はっきり言ってしまえば、私達にとって執筆することはボランティアだと思っています。

じゃあ、なぜ本を渡すことを奨励するかというと、読書というのは主体的な行動だからです。

 

例えば、生徒さんが重い生理痛に悩んでいる時に、ハーブヨガのセラピストが毎回毎回、対応するというのは依存を生む行為ですよね。

そして、そういった依存の声に対応するセラピストは多大な身体的・肉体的苦労を求められることになります。

依存を生み出すために苦労するなんて、絶対に避けるべきです。

いくらお金になったとしても、自分に足かせをはめるのは不幸でしかありません。

ひょっとするとあなたは、「生徒さんはあなたに主体的な行動として問題意識を持って質問をしている」と思うかもしれません。

確かに無言で通り過ぎるよりは素晴らしい行為です。

それでも、「聞く」という行為は読書に比べたらまだまだ受動的なんですね。

多くの場合、聞くという行為の裏側には「他人任せにしてもいいや」という依存心があります。

しかし、読書は違います。

自分の頭で理解しながらでなければ本を読み進めることはできないからです。

生徒さんは読書することによって、主体的に自分に必要な情報は何かと考え、それを探したり、自分の現状と比べたりする力が身についてきます。

その結果、自分自身の体と対話する習慣が身についていくのです。

だからこそ書籍を進めることは私たちにとって、とても効率の良い方法なのです。

 

そして、書籍を薦めることのメリットは性愛の項目のように中々、アドバイスしづらい事に関してもしっかりとサポートできるという点にあります。

アーユルベーダでは食事・睡眠・性愛を健康の三原則に備えるほど大事な要素ですから、性愛というのは避けて通れないのです。

性愛の要素がおろそかになると、人生は急速にしぼんでいきます。

しかし、これを対面で言うと強く聞こえすぎてしまいます。

性愛の要素は性エネルギーという最も根源的な部分に関わっているからこそ、意識すること自体が恐怖や怒りを呼んでしまうのです。

その時に書籍があると、とても便利です。

生徒さんやクライアントさんは性愛についてより客観的な心境で考えることができるのです。

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国際ハーブヨガ協会の公式アカウントです。宗冨美江(Fumie MUne)と宗健太郎(Kentaro Mune)による共同執筆の記事となります。

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