第一章でも挙げましたが、私達は心・体・行動という三つの側面でもって構成されています。
子供時代はスムーズに廻っていたかもしれませんが、大人になると心身ともに様々な重圧を受けて生きています。
長年のストレスによって、この歯車はさび付き、ゴミが詰まったり、歪んでしまったりしているのです(下図参照)。
そのためにあなたに必要なステップは以下の三つだと言うことが分かります。
ゴミを取り除くこと
ここでいうとゴミとは三つの要素の伝達を遅らせ、連携を鈍くさせている要素です。
体の側面で言えば、体内に溜まっている老廃物、或いは歪みという要素がそれに当たります。
心理的な要素で言えば、心の底に溜まっている劣等感や心理的な疲労の蓄積です
これまでの指導経験から言うと、多くの場合、この『ゴミ』というのを認識していないことが殆どです。
場合によっては必要なものとして抱え込んでいることすらあるのです。
よって、まずは自分自身の心と体、そして日常生活を見つめなおし、何が障害になっているのか、『当然』として受け入れている壁は何かを考えて見ましょう。
歯車自体を修理しなおすこと
図を見ても分かるとおり、多くの人の歯車はひずんでいたり、錆付いていたりして、まともに回そうとしてもギギィと音がするだけで上手く回りません。
いくらゴミを取り除いても、歯車自体が上手く回るために、歯車自体を修理しなおすことが次のステップになります。
三つの要素がしっかり回るように管理すること
そして、最後が三つの要素を関連付けて回す練習です。いきなり一気に回し始めてもストレス過多になってしまいます。
国際ハーブヨガ協会の公式アカウントです。宗冨美江(Fumie MUne)と宗健太郎(Kentaro Mune)による共同執筆の記事となります。
“第26回 心と体と関係性の歯車という考え方” への1件のフィードバック