はじめに:Kotodama Workのおさらい

今日からはハーブヨガクラスの大きな特徴である、Kotodama Workについて紹介していきます。

Kotodama Workとはあなたの内側に眠っている言葉を見つけ出し、そのエネルギーを活性化させる方法です。

ハーブヨガクラスの中では「ワークシート」と呼ばれる、質問が書かれた紙に一人一人が取り組んで答えについて考えていくのが特徴的です。

Kotodama Workは言葉そのものへのアプローチですので、このワークシートを用いるもの以外にも複数の種類があります。

例えば、マントラを詠唱するものもこれに含まれます。

→マントラについてはハーブヨガスタープランナーなどで音源を制作しています。

参照:Kotodama Workについてもっと知りたい方は以下をご参照下さい:

第7回 Kotodama Workとは言葉にエネルギーを授ける

さて、以下ではハーブヨガクラスで実際に使われているKotodama Workのワークシートについて一つ一つ紹介していきます。

Kotodama Workは複数の質問で構成されているものですが、ワークシートの背景にあるものについても解説していきます。

ただし、解説とは言ってもあくまでそれはワークの持つビジョンを解説しているだけです。

あなたがどのように感じ、どのように答えるかは、はっきり言いまして自由です!

Tune-inと似ていて、どのように考え、どのように答えてもかまいません。

「このように答えなければならない」というルールは一切ありません。

むしろ、そのような規範意識が思いが心のどこかに生まれることを喚起する質問が集まっています。

ですので、肩ひじを張らず一つ一つのワークに取り組んでみてください。

これらのワークシートはハーブヨガクラスで行うように、Tune-in、姿勢美法を終えて初めて効力が最大化します。

なぜかというと、しっかりと脱力ができていない状態でワークシートに臨んでもかりそめの言葉しか出てこないからです。

しかし、まずは自分自身の内側にKotodama Workの問いかけを埋め込むこともとても大事なことです。

一回読んだだけではなかなかしっくりこなかった質問も、人生経験を積み、時間をかけることによって心からの言葉が出てくることがあるのです。

では、まず、第一回目について考えていきましょう!

1. 最近の嬉しい出来事:

WORK01.

一週間以内で、あなたに起きた嬉しい事を思い出してください。(30秒間)

 

WORK02.

今、思い出したことを下に書き出してください。(2分間)

 

WORK03.

以上に挙げたものの内、何度も繰り返すような、容易く簡単に手に入るものに○をしてください。また、滅多に起きそうに無い事にも○をつけて下さい。(1分間)

WORK04.

滅多に起きないと思える喜び再びに出会えるとしたら、それはいつですか?または、いつまでに出会いたいですか?(1分間)

 

 

WORK05.

WORK03の回答の容易く簡単に手に入る嬉しい事は、できれば今日中に実行して下さい。WORK04の滅多に起きないと思えるものに出会うためには、今日から何ができるかを考えてみましょう。(1分間)

 

今日からできること:

 

 

ワークの解説

このワークは毎日の暮らしの中にある嬉しいことを集めるためのワークです。

私たちは何気なく毎日を暮らしていますから、どんどん周りの景色を流してしまいます。

嬉しいことも、イライラすることも、感動したことでさえも、次々に塗り替えられて色あせていくのです。

しかし、幸福力というものは日常生活を以下に彩り豊かに生きているかにかかっています。

非日常的な場面でのみ輝いているというのではなく、毎日の生活、仕事、人間関係の中でどのように感情を使って生きているかこそが幸せのバロメーターなのです。

ここでもしも、その日常の景色を忘れてしまっているのなら、その人は今現在感じている感覚しか、その人の幸せを感じる材料はありません。

多くの場合、人は恐怖や怒りを常に感じていますので、「今は、幸せですか?」と聞かれても、答えは常に「いいえ、幸せではありません」と答えることになるのです。

しかし、自分自身が実際には多くの人の笑顔に囲まれていて、自分もその人たちを笑顔にできる存在だと気付いているとき、人間は自分のことを不幸だとは感じません。

その結果、自分が大切な人間であるということを腹の底から理解できるようになるのです。

そして、「今の自分は幸福である」と感じられることは、自分自身の「いま、ここ」の幸運にしっかりと感謝しているという証拠でもあるのです。

つまるところ、幸福力とは目の前に起きていることへの感謝の力でもあるのです。

 

このワークでは自分自身に起きたいいことを集めることによって、自分が満たされていること、自分が満たしていることに気づくことができます。

あるいは、いいことを見つけられない場合には、自分自身の観察力を問い直し、もう一度、日常生活をつぶさに眺めるべきというワークを与えてくれるのです。

是非、考えてみてください。

補足)このワークを効率的に行うためには日記をつけることがおすすめです。私たち宗夫婦は何年間にもわたって毎日、二人日記をつけています。

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