第16回 Seeding:潜在意識に種植えをするハーブヨガの瞑想

セッションの最後に行うのがこのSeeding瞑想です。

Seedingとは種植えをするという意味です。

このプロセスをもって、ハーブヨガのセッションでの気付きを潜在意識の中に植え付けていきます。

本来のセッションではセラピストが先導してインストラクションを出し、それについて心と体に任せて感覚を解放するという瞑想的な作業になっています。

このインストラクションは簡単なバージョンでは「今日、新しく生み出せたことは何ですか?」、「今日、発展できたことは何ですか?」、「今日、破壊できたことは何ですか?」の三つで成り立っています。

これらはインドの三神という世界観を元に構築されています。

それは、創造する:ブラフマン神、維持・発展させる:ヴィシュヌ神、そして、破壊する:シバ神の三つで構成されており、この三つの要素を繰り返して進化していくのが日常生活なのです(下図参照)。

  インドの三神(トリムルティ)の図:左からヴィシュヌ、ブラフマン、シヴァ

なぜ、このようなサイクルを最後に導入するかというと、この三つのリズムをしっかりと日常生活の中で反映して生活して欲しいからです。

日常生活を漫然と生きているだけだと、この自然のリズムが分からなくなり、現状を維持することに固執してしまうわけです。

新しいものを産み出すことに躊躇せず、真摯に発展させ、そして、壊すことも厭わないこと。この三つの神性を実際の生活の中に取り戻すのがクロージングの作業なのです。

生徒は静かに座り、落ち着くのに必要であれば智慧のムドラー(印)を結びます。

ムドラーとは本来、手を使って体内を流れるプラーナ(気:エネルギー)を整えるためのものです。

ハーブヨガでは伝統的なもの以外にも、瞑想時などに用いるムドラーがあります。

それは左手の脈を右手ではかる形のものです。


脈拍を感じながら、自分自身の中にある自然に注目してください。

ただし、脈がうるさいと感じる場合には静かに膝の上に手を置いているだけでも大丈夫です。

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国際ハーブヨガ協会の公式アカウントです。宗冨美江(Fumie MUne)と宗健太郎(Kentaro Mune)による共同執筆の記事となります。

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