ハーブヨガを実践するにあたって、意識しておくと便利なこと、それがGREENという考え方の枠組みです。この枠組はハーブヨガの書籍を始め、様々な場所で紹介していますが、今一度、頭に入れておきましょう。

 

GREENとは何か?

ハーブヨガの基礎コンセプトとしてGREENというものがあります。これは自然の成長プロセスを観察した結果得られた法則で、それぞれの要素の頭文字をとってGREENと呼んでいます。

その概念を表したのが下の図です。

GREENを説明するに当たって、植物の成長を例に出してみましょう。

まず種から芽を出し(Generate life force)、根をはり(Root into the Earth)、枝を伸ばし(Express yourself)、花を咲かせ、実をつけて(Engaged with society)、そして実を世界に落とし、世界に広がっていきます(Network communities)。

この自然界の循環は無限に続いていく、安定した枠組みです。過去数十億年にわたって植物だけは自然界の大部分を占めています。それだけその繁栄の仕組みは安定しているのでしょう。

そして、GREENは植物だけではなく、人間を含む森羅万象、その全てにおいて当てはめて考えることができます。

例えば、自分が何かを成し遂げたいと願うときに、G:自分の内側にある熱意を確認し、R:自分の根っこ(基礎能力)を固め、E:自分を表現し、E:社会との契約を果たし、N:他者とつながっていく、という順番を守るだけで、スムーズに成長していけるのです。

 

GREENを当てはめるだけで、次に必要なステップがわかる!

この枠組みを説明しているのが下の表です。

 

GREENはハーブヨガのセッションの構成や食事のとり方などなど、様々な場面で登場しますので、頭の片隅に入れておきましょう。

すると、魔法の鍵のようにあなたの悩みを解く手がかりになります。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で