ハーブボールの持っているメリットについては様々なものがあげられます。
こちらも書籍「ハーブボールSPAセラピー」にて微に入り細を穿って紹介していますので、詳しく知りたい方はそちらをご覧ください。
以下には代表的なメリットについて記載しますね。
① チャクラやツボを温圧し、気のバランスを改善するのに効率的である
東洋医学では全体が細部に、細部は全体に宿ると考えます。
中国医学のツボやヨガ・アーユルベーダにおけるチャクラ・マルマという考え方はその代表的なものです。
ツボやチャクラといった部分は体のエネルギーである気が出入りする場所として考えられています。
逆に言えば、この部分から体中のエネルギーバランスを整えることができるのです。
ハーブボールを使ってツボやチャクラを刺激することにより、効率的に体のエネルギーバランスにアプローチできると考えています。
そしてこれは体へのアプローチにとどまりません。
体と心はつながっているのですから、ハーブボールを通じて心の側面も強化することができます。
例えば、ハーブヨガ/ハーブボールSPAセラピーでは、ハーブボールを丹田のチャクラに当てながら呼吸法を行うことによって、あなたは通常の数倍の力であなたのハラ(意思)を鍛える事ができるようになります。
その結果、体を芯から温めることが出来るようになるのです。
②より容易に自然と対話できる
ハーブボールとは自然の恵み100%を布に包んだものです。
それは化学合成され、パッケージ化された切り取られた自然ではなく、生のむき出しの自然だといえます。
だからこそ私たちはハーブボールを使うことで、より自然を身近に感じることが出来ると考えています。
ハーブボールを通じて気血のバランスが整い、ほっと一息をつくとき、自分が自然に囲まれ、自然とともに生き、自然に活かされていることを知るのだと思います。
あなたはハーブボールを通じて、まるで子供のように自然と戯れることができるのです。
以外に聞こえるかもしれませんが、一般的なヨガでは自然とつながることは目的ではありません。
むしろ自然の持つ暴力(理不尽さ)から離れるために生まれたのがヨガだとも言えますが、これについてはまた別の機会にご紹介します。
ただ一つ言えることは、ハーブヨガでは自然との共生の部分に大きな価値をおいているということです。
自然のパワーを丁寧に観察することこそがあなたに子供の力=生命力(エロス)をもたらすからです。
③かわいい姿が関係性をつなぐ
ハーブボールは丸く、ころころしていますよね。
その姿は何かかわいらしい生き物のようで、ただそこにあるだけで癒やされます。
人間はどうしても丸くてふわっとしたものを前にすると触りたくなってしまう本能を持っています。
例えば、オノ・ヨーコさんは人間の丸いお尻を全く暴力性のない人間のかわいらしさの象徴としてアート作品を作りました。ハーブボールにもそのエッセンスがあると感じています。
そして、かわいいからこそ、誰かとハーブボールを味わう時間をシェアしたいと思うようになると思います。
ただの苦行のグッズでは関係性を祝う存在にはなりえないからです。
昔から「子はかすがい」といいますが、これは子供は両親をつなぎとめるのに欠かせない存在であることを示唆しています。
私たちはこれからの時代はヨガ・リラ(遊び)・セラピーを共有させてくれる一番簡単な道具である、ハーブボールこそが関係性をつなぐかすがいになると考えています。
国際ハーブヨガ協会の公式アカウントです。宗冨美江(Fumie MUne)と宗健太郎(Kentaro Mune)による共同執筆の記事となります。
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