ハーブには植物、人間、空間など様々な種類があり、それらの働き方は人やその場によって異なっています。
ですから、昨日の私に効果的だったハーブが今日の私に効果的であるとは限らないのです。
「生姜が冷え性に効く!」ではなく、「今の私にこの生姜さんが効いている」という風に、限定的な考え方をするのが基本です。
普遍的に効くハーブなんてものは存在しません。
ここで大事なのはハーブは先生だということです。
この姿勢は死ぬほど大事です。
ハーブを奴隷のように扱ってはいけません。
消耗可能な奴隷として扱い始めた瞬間、あなたはハーブの本質を引き出せなくなります。
これについては書籍でも解説していますが、端的に言えばハーブを奴隷として扱うということはあなたの心の中にある恐怖心を倍増させてしまうからです。
心を恐怖が占領することよってあなたの心と体には力みが生じ、その力みは歪みとなります。
その結果、ハーブのエネルギーを通す管である経絡やエネルギーの集まる場所であるチャクラを塞いでしまうのです。
心の中でハーブには「さん」を必ずつけましょう。
そしてハーブには様々な種類がありますので、以下に一例を紹介します。
- 植物由来のもの:ショウガやプライといった地球が与えてくれるもの
- 動物由来のもの(人体含む):ペットを触っているだけで心も体も大きく癒されます
- 無生物(鉱物や石など):人によっては宝石や庭石を持つことで心が和みます
- 人間関係:あなたのパートナーや家族や友人がこれにあたるでしょう
- 空間:例えば素晴らしい景観を見ただけで人は心が現れてしまいます
- 行動上の価値をおいているものや倫理的な価値観(職業や信仰等)
- ハーブを扱うプロセス:例えば、ハーブボールを作るという過程だけで癒されてしまう人は多いものです
国際ハーブヨガ協会の公式アカウントです。宗冨美江(Fumie MUne)と宗健太郎(Kentaro Mune)による共同執筆の記事となります。
“ハーブの種類には何があるの?【ハーブボールマイスター講座 第2回】” への1件のフィードバック