シェアをすることでしか自分の問題を冷静に認識することが出来ない【ヨガ指導・セラピー施術を向上させるクレドサークル 第22回】

今回はクレドサークルはクレドベーシックの第22項目目についてシェアしていきましょう。

クレドのベーシック第22条
22.私たちは、問題が起こったときに喜びます。なぜなら、問題のない人間は成長が止まってしまうからです。あなたが成長し続ける限り、問題は生じます。問題は、あなたを成長させる貴重な情報です。この貴重な情報を独り占めしないで、勉強会などを通じて会員同士で共有しましょう。いったいこの問題はどんな意味があるのか? いったいこの問題の陰にはどんな素晴らしい結末が隠れているのか、と考えてみましょう。

 

他者とシェアをすることによってしか、自分が直面している問題を冷静に認識することは出来ない

昨日のクレドが問題に対する最初の姿勢について解説しているものだとしたら、

今日のクレドはその姿勢に続いて、次にどんなアプローチが必要なのかを解説しています。

前回のクレドのエッセンスは、

「ウェルカムトラブル=トラブルこそがあなたを成長させる」

というものでした。

このクレドも前半はそれを解説しています。

そして、後半ではあなたの抱えている問題は他の人の問題でもあるということをお伝えしているのですが、ここで大事なポイントが有ります。

それはあなたは他者とシェアをすることによってしか、自分が直面している問題を冷静に認識することは出来ないということです。

私達は基本的に一人称の世界に住んでいます。

「私は・・・だろうか?」

「私は・・・のはずだ」

「あの人の言葉を私は・・・と思っている」

などなど、「私は~~である」という言葉を頭のなかでグルグルと回し続けています。

問題に直面している時にはさらにそれが顕著になります。

「私はこの問題によって、・・・どういったデメリットが有るんだろう」

「私はこの問題を解決することで、・・・のようになれる」

「私を邪魔するあの人が・・・という行動を取れば、私は~~が可能になるのに」

という文章が往来するのです。

しかし、読んでみればわかると思いますが、これってすごく一方通行の思考です。

はっきり言えば、自分勝手で盲点だらけの思考です。

色々な側面から冷静に問題に向き合っているとは言いがたい状況なのです。

いわば大きなスピーカーをもって、「私が!」「私は!」と叫んでいる状態です。

こんな状態では誰も話をまともには聞いてくれませんよね。

 

じゃあ、どうすればいいのか?

それが愛のあるシェアです。

シェアをすることで、自分の抱えている問題を

「私という人物は~~という問題を抱えていて・・・」

「その背景にあるのは・・・という部分で」

というふうに、他者に伝えようとする行為によって、多少なりとも客観的に考えることが出来るようになるのです。

シェアを通じて論理力が向上する

さらに、自分の思いを文章にして自分の問題を表現しようという習慣は、口頭でのシェア以上に大きな効力を持ちます。

人間は身体言語というものを持っています。

それは顔の表情や姿勢、語気、抑揚などなど、様々な要素を通じて、自分自身を表現する言語です。

そのため口頭での表現の場合には、相手は言葉だけではわからない情報を身体言語を通じて補完してくれるのです。

しかし、これが書き言葉になってしまうと、身体言語はほとんど使えなくなくなってしまいます。

そうなると、何が求められるのかというと論理力なんですね。

論理力についてはクレドベーシックの第8項にて解説しましたよね。

簡単にいえば、論理力こそが共感を促す力になるということでした。

あなたの抱えている問題を、的確に説明できた場合、はっきり言えば、その時点でその問題は解決したもの同然なのです。

だからこそ自分の問題をシェアしよう悪戦苦闘するのは、他者への愛情への現れでもあります。

そして、愛情を持っていれば、愛情を通じて他者は接してくれます。

「会って話したい」には要注意!?

また、「私は文字情報でのコミュニケーションは苦手だから常に人と会って話したい」という人は注意が必要です。

多くの場合、「他者から癒されたい」という我が先行していることが多いものです。

つまり、問題の解決したいのではなく、他者に共感してもらうことで自分が癒されたいという我が隠されているのです。

そして、そもそもの問題はこれらの我=執着が引き起こしたものだったりします。

だからこそ、私たちは論理力を最大限に活用するのです。

もし、あなたが論理力を使って、自分の問題を他者とシェアすることができたら、あなたには素晴らしい力が身につくことになります。

それは、他者に癒されるばかりではなくて、問題が起こっても、常にまずは自分自身で自分を癒すことができるようになるのです。

次回のエントリではそのための具体的なワークをご紹介しましょう!

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国際ハーブヨガ協会の公式アカウントです。宗冨美江(Fumie MUne)と宗健太郎(Kentaro Mune)による共同執筆の記事となります。

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