今回はクレドベーシックの第9項について考えていきましょう。

クレドのベーシック第9条
9.サロンの数字に注目しましょう。サロンワークをやりながら考えてみましょう。売上げをあげるヒントはないか? 経費を下げるヒントはないか? ハーブヨガをもっと知ってもらう方法はないか?自分の仕事を、少しうまくできる工夫はないか? ヒントが出たら、紙に書いたり、口に出したりして言ってみましょう。すべてのヒントは、あなたにやれる能力があるから、与えられるのです。

そう、テーマは数字です。

このクレドも大事な要素を沢山含んでいます。

その中でも、本日テーマにしたいのは「紙に書く」という作業について。

ハーブヨガの加速学習法講座でもお伝えしていますが、ハーブヨガを学んでいくにあたって大きめのスケッチブックを用意することは必須です。

ハーブヨガの加速学習法講座はこちら:

「書き出すこと」が生み出す魔法

私達の頭のなかには様々な問題と対応策がごちゃごちゃになってつながっています。

そのため、ひとつの問題について考え始めると、それだけで他の問題も浮き彫りになってきたりして、混乱に拍車をかけるのです。

その時に最初に行うことは、スケッチブックを用意して、まずは何が起きているかを感情抜きで書き出していくのです。

そして、何個の問題がそこに絡んでいるのかを把握するのです。

また、それはいつから起きていることなのか?

いつまでに解決したいのか?

何人の人が絡んでいるのか?

一つの問題を抱えているように思えても、それはじっくりと見ていくと、いくつかの問題が重なりあって複雑になっていることがわかると思います。

数字に注目するということはこのようなことから始まるのです。

これは私達のあたまの中をまずはいくつかの部屋に整頓してみるというところから初めてみる作業です。

そして、その部屋に何人の人が一緒に住んでいるのかと例えて考えます。

一つの問題に何個の要素が潜んでいるのかという風に捉え直すわけです。

数字にすると恐怖が消える

このような数字にするプロセスを経ることで、あなたの内側にある問題への怒りや恐怖心は消えていきます。

人間は見えない「お化け」を極端に恐れます。

しかし、書き出していく作業、特に数字にして考える作業は目の前の「お化け」を可視化する作業に他ならないからです。

いくら問題が大きくても、問題が見えているのなら過度な恐怖心は消え、むしろ、やる気が生まれるものです。

なぜなら恐怖心とは感情ですが、数字は理性の象徴だからです。

理性は客観的に物事を見る視点を与えてくれるからです。

昨日のクレドサークルでは「えこひいきされる」でしたが、方法がわからないのなら、まずはノートを取り出して疑問を書き出しましょう。

・私がえこひいきされるには?

というふうに。

すると、あなたの内側にあった様々な情報が溢れてきますので、それを同時にメモするのです。

この書きだすというのは日常的な訓練です。

一回のワークで問題が一気に解決することはありませんが、あなたの思考力の土壌となります。

スケッチブックを肌身離さず持とう

元やくざの妻から弁護士試験に合格した「だからあなたも生き抜いて」著者の大平光代さんは「勉強する習慣を身につけることがとても難しかった」と著書の中で述懐しています。

なぜなら、椅子や机にじっと座っているということすらできなかったと気づいたからです。

そのためにまず何をしたかというと、机と椅子に手足を縛り付けて座る習慣から訓練したのだといいます。

ハーブヨガの学びを深めるためにも、お仕事として成功するために、私ならまずは何から始めたらよいと言うかと申しますと・・・

「ペンとスケッチブックを肌身離さず持ち歩くことから始めよう」

これです。

ハーブヨガの目的は、自分の人生との対話です。

ですから、気付きのメモや、思考の整理が何より大切なのです。

まずはスケッチブックを手放さないことを習慣にしましょう!

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