今回はクレドベーシックの第15項です。
クラスの感想シートについてのクレドですね。
これは「今すぐヨガ」でも公開しましたが、これを導入するのとしないのでは雲泥の差がでます。
感想シートこそがヨガ指導者とセラピストの主戦場
はっきり言って、今日は、秘伝中の秘伝をお伝えしてしまいます。
習慣の定着の応援というのが、私達にとってとても大きな仕事です。
そして、「習慣を応援する人の習慣」として、導入するのが「感想シート」となります。
感想シートを通じて、あなたは自分のハーブヨガの習熟度を測る事ができます。
つまり、あなたがほんとうの意味で上達しているかどうかは「あなたの生徒さんがしっかりとハーブヨガを習慣にできているか」これだけで判断するのです。
あなたの声も、服装も、空間も、クラスの中であなたが行うすべての要素は生徒さんの習慣を応援するために存在します。
そして、それが現れるのが感想シートなのです。
いわば、ヨガ指導者とセラピストの主戦場は感想シートであるといっても過言ではありません。
感想シートは生徒さんが一人で自分自身と向き合い、反省し、何が必要かをあなたに言われないでも考えるための自己対話の場所です。
つまり、ハーブヨガでいうところのSeeding(潜在意識への種付け)の作業がここでも行われているのです。
ハーブヨガクラスの時間は終わっていますが、あなたの指導はまだ続いていると思って下さい。
感想シートを通じて、自分と対話するプロセスがなければ、あなたのクラスの内容は半分も伝わらないと覚悟した方がいいでしょう。
上図:書くことによって、私たちは自分と対話できる
感想シートは「オプション」ではなく、生徒さんにとってこそ必要なプロセス!
これは「感想シートはしっかり書いてもらったほうがいいよ~」というオプションではないのです。
Tune-inからSeedingまでの時間が70分としているのであれば、必ずその後に10分は見て、「クラス時間は80分です」と、案内しましょう。
感想シートについては、講師専用ページの中の音声講義一覧の中に「感想シートと言霊の力について」で、詳しくその存在意義と扱い方について説明しています。
今日のワークは、この音声講義をまだ聞いていない人は聞くことです。
聴き終わっている人は次のワークに取り組んでください。
- この音声講義の副読資料を読み返してみて、それから自分自身のクラスの際に生徒さんから頂いた感想シートを読み返してみましょう。
- そして、どのような感想があなたの心に響くのか感じてみましょう。
- あるいは、いただいた感想の中に、あなたの求めている言葉がないのであれば、どうしたら、あなたがイメージするような喜びの声がいただけるようになるのか考えてみましょう。
以上のこのワーク、実は、サロンの運営、そして指導の永久的な成長のために欠かせません。
感想シートがあなたの道しるべになる
今、とんでもない秘訣を伝授してしまいました。
このワーク、一度しかやらないのは意味がありません。
つまり、毎回毎回のクラス後にここまで行って初めて、あなたのハーブヨガクラスのあなた自身のためのSeedingが終わるのです。
クラスをやって、はい、終わりではないのです。
感想シートを見つめて、なお、あなたの理想の感想シートの言霊をあなたの内側から導き出すのです。
すると、あなたは、あなたの次の目標が定まり、それに向かって一直線に行動できます。
そして、その理想の声を必ずいただける指導ができるようになるのです。
多くの指導者を育ててきて感じるのは、つまり、ここの部分の差で、未来が分かれるということです。
上質な指導者は、自分にも他人にも多くを求めます。
それを、自分の魂との対話で行うのがハーブヨガなのです。
あなたが指導者となる醍醐味はまさにこの部分にあるのです。
このようなプロセスを通じて、まさに無限の成長をできるのです。
これこそが、成功する人の習慣だと断言できます。
国際ハーブヨガ協会の公式アカウントです。宗冨美江(Fumie MUne)と宗健太郎(Kentaro Mune)による共同執筆の記事となります。
“感想シートがなければクラスの効果は半減する【ヨガ指導・セラピー施術を向上させるクレドサークル 第15回】” への1件のフィードバック