動画でわかるハーブヨガのアーサナ研究:肝臓のアーサナ その1

2018年12月6日

 肝臓についての基礎知識

肝臓は右の乳下にある大きな臓器です。

肝臓の働きは様々にありますが、まずは腎臓と同時に体の浄化槽としての役割があります。

毒素や老廃物を解毒・分解するために働いています。

食事によってもたらされたアルコールや肉類、そして砂糖などを摂取しすぎると、肝臓の機能を弱める事になると言われています。

また、精神的にストレスが多い環境にさらされていても同様に肝機能は低下していきます。

肝臓は心の臓器と呼ばれ、精神衛生が肝臓の機能に反映されます。

特に怒りをつかさどる器官ですので、肝臓の機能が低下すると短気で怒りっぽくなる等、怒りのコントロールができなくなるとハーブヨガでは考えます。

現代人は過度のストレスや食習慣の悪化によって、この部位を痛める事が多いといわれています。

この部位は温めることによって機能を保全・向上させる事が出来るとハーブヨガでは考えます。

肝臓の観想(※)

まず、中医学の五行説では肝は「怒」の臓器として知られています。

肝臓のアーサナを効果的に行いたい人は、自分自身の肝臓を想像してみましょう。

特に、あなたが怒っているときに、あなたの肝臓がどんな顔をしているかを想像してみましょう。

あなたの中の「怒れる肝臓」をスケッチし、どんなことで怒ってるのかについて書き留めてみるのです。

肝臓のアーサナを行っているときは、肝臓に「怒りをためこまなくていいんだよ」と寄り添って、共感し、話を聞いてあげる気持ちで行います。

この対話する姿勢こそが肝臓を癒す観想の第一歩となるでしょう。

※観想とはアーサナの間にあなたが心がけておくべきビジョンのことです。

 

肝臓のアーサナの動き

行うポーズはハタヨガではシーリング(Sealing)ポーズとも言われ、下半身をロックし、上半身をロックすることで成り立っています。

ハタヨガの解剖学の中でも肝機能の向上に繋がるとされています。

ハーブヨガの場合は上半身をねじって、肝臓の位置に意識を集中させるのが特徴です。

一般的に蓮華座で行うのが理想ではありますが、半蓮華座で構いません。

見た目以上に強度のストレッチを要求しますので、無理をして行ってはいけません。

呼吸はゆっくりと鼻から行いましょう。

肝臓のアーサナのインストラクション

  1.  蓮華座を組みます。
  2.  最初に右腕を後ろに回し、左足のつま先を持ちます。
  3.  左手にハーブボールを持ち、肝臓の位置(右胸の下)に押し当てます。
  4.  呼吸をゆっくりと行い、15秒程度、温圧したら、吐きながら元の位置に手を戻します。
  5.  ハーブボールを右手に持ち替えて、左手を後ろに回し、右足のつま先を持ちます。
  6. 右手のハーブボールを右胸の位置に押し当てます。同様に15秒程度固定します。

※こちらは1セットで十分な効果がありますが、余力がある場合は3セットほど繰り返してください。

※蓮華座をしていて、膝や脚が痛い場合は半蓮華座やあぐらのポーズでも実行できます。

※呼吸を止めないようにして下さい。

国際ハーブヨガ協会の公式アカウントです。宗冨美江(Fumie MUne)と宗健太郎(Kentaro Mune)による共同執筆の記事となります。

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