ハーブヨガで頭を温圧するためのボールの作り方をご紹介します。
柑橘の皮と葉っぱ部分を用いて作ります。
私たちのタイのサロンではコブミカンを用いて作りますが、とても鮮烈な香りのするハーブボールです。
上写真:こぶミカン
温暖な日本では四季折々の柑橘類が出回りますので、その季節のものを吟味して用いるのがよいでしょう。
もし、あなたが自家菜園をやっていて、柑橘をオーガニックで育てているなら最高のものが手に入るでしょう。
私たちも日本橋馬喰町でユズやみかんを育てていますが、害虫や病気にも強く手間いらずでお勧めです。
柑橘のハーブボールの観想は?
柑橘のハーブボールは気血の循環を促進させ、過度の不安やストレスを取り去り、鬱血を防ぐというものです。
文献によっては老廃物を排出させる浄血作用や抗がん性まで記載しているものもあります。
作り方は国産の柑橘類の皮(色のついている部分がベター)を棒や包丁の背で叩いてつぶします。
タイ料理で用いる石臼(クロック)があればベストです。
それを包んでハーブボールを作ります。
柑橘類の葉が手に入る場合は良く洗って、使いましょう。
その季節で市場に出回っている柑橘類を使いましょう。使い勝手としては皮が厚めのものが良いようですが、香り等もありますので、色々なものを試してみるのも面白いでしょう。
柑橘系の爽快な香りをお楽しみましょう。
柑橘のハーブボールのレシピ:
- 柑橘類の皮 20~30g
- 柑橘類の葉 10g
※分量はお好みでOKです。大きめのボールが好きな人は多くしましょう。
※材料はドライにせず、全て生の材料を用います。
※こちらのハーブボールを使った後1~2時間は日光に当たらないように注意します。
※市販されているものを用いる場合には表面をきれいにみせるワックスをつかっている可能性があるので、脱脂綿やティッシュペーパーに焼酎などのアルコールをふくませて表面をふくと安心です。
代表的な使い方
こちらのハーブボールは頭皮を温圧するのに使います。
特に頭頂部の百会の位置をしっかりと温圧すると、余分なエネルギーがでていくことを促進できます。
考えすぎによるストレスや日常的なイライラを癒すのに使うことができます。
国際ハーブヨガ協会の公式アカウントです。宗冨美江(Fumie MUne)と宗健太郎(Kentaro Mune)による共同執筆の記事となります。
“頭頂のチャクラを癒す柑橘のハーブボールの作り方【ハーブボールマイスター講座 第19回】” への1件のフィードバック