さて、今回のエントリからはより具体的にクレドについて考えていきます。
まずはクレドサークルの進め方ですが、基本的には国際ハーブヨガ協会のクレドの一つ一つの項目について毎回、扱っていきます。
なぜ国際ハーブヨガ協会のクレドなのかというと、このクレド、これでもかというぐらいに研ぎ澄ませて作っているからです。
様々な企業・団体のクレドを研究しぬいた結果、生まれたものです。
そのため、実を言うと、あなたがハーブヨガ・ハーブボールSPAセラピーを指導・実践していなくても役に立つのです。
もっと言えば、ヨガやセラピーとは全然関係ないと思われている現場でさえ、有効だと考えています。
ぜひ、お役立ていただきたいと願っています。
クレドのベーシックの第一条
毎回のエントリではクレドを通じた気づきを、ワンメッセージにできるだけ絞って伝えていきます。
まずはクレドのベーシックの第一条を引用します
このクレドはクレドの位置づけについて教えてくれるものです。
特に理解したいこと、それはクレドというのは私達が「自分のことのように受け止めた時に初めて活力が与えられる」という点です。
この「自分のものとして」というのが今日のエッセンスです。
世の中には様々な美しい言葉や道徳や、あるいは、成功する(といわれている)法則があります。
でも、それらが発動するのはその言葉や道徳を自分のこととして引き受けられた時だけです。
クレドワークとは一つ一つのクレドという枠に自分自身の人生経験に照らし合わせて、気づきという色を付けていく作業です。
「言葉」「笑顔」「姿勢」「プロ意識」などなど、一つのクレドから様々な気付きが得られます。
そして、それは一人一人異なっていますし、日時や場所によっても変わってくるはずです。
しかし、この違いこそが面白さを与えます。
「なるほど、そんな感じ方もあるんだ!」
他者の視点の面白さは私達の価値観を揺さぶり、色眼鏡を破壊し、世界がもっと可能性に満ちていることを教えてくれます。
だからこそ、「自分のこととして」という視点を常に持ちましょう。
「この気付きは確かに自分だけの人生の宝石が詰まっている。」
そう思えた時、あなたのシェアは他の人にとっても宝石になります。
他の人の目を気にしてシェアをする必要はありません。
あなたはあなた自身の機嫌をまずは優先して取ってあげて下さい。
あなたがひとつのクレドを読んだ時に浮かんできた感情や記憶をストレートにメモして下さい。
- どんな体の反応があったのか?
- どんな記憶が浮かんできたのか?
- どんな怒りや恐れや焦りを感じたのか?
まずは書き出します。
そして、それをこのクレドの後半にもあるように適切に、「他の人が聞いて楽しいかどうか」という視点でもって洗練させてシェアをしていきましょう。
このシェアの方法については、のちのち、必ず扱っていきますね。
それでは、今日のクレドサークルはこれまでとします。
ありがとうございました!
国際ハーブヨガ協会の公式アカウントです。宗冨美江(Fumie MUne)と宗健太郎(Kentaro Mune)による共同執筆の記事となります。
“自分のこととして引き受ける【ヨガ指導・セラピー施術を向上させるクレドサークル 第1回】” への1件のフィードバック