またまた引き続き魂を震わせるヨガ指導についてお伝えします。
視線というものは、何か対象が存在して見ることができるから受け身なものだと多くの人は考えるかもしれません。
しかし、実は、私達の存在の中で視線こそが能動的な表現をする所なのです。
人は目をつぶっていたとしても相手の視線を感じます。
なぜなら視線の上に人の気のエネルギーが乗っているからです。
誰でも威圧的な視線、人を品定めするような視線、人を罰すような視線には不快感を感じてしまいます。
その結果、気の体は縮こまりいびつになります。
ではどうすればいいのかというと、視線の大切さを理解し、ゼロから鍛えてほしいのです。
どのような視線かというと、
愛でる視線と可愛がる視線です。
なぜなら、このような視線を受けると人は、
気の体が拡張し、
常に見守られている安心感で一杯になれるのです。
そして、このような状態はヨガ指導者だからこそできることです。
といってもいきなり、このような視線の力というものを発揮することは難しいのも確かです。
だから、日常的に他者を慈しみ可愛がる視線と姿勢を鍛える必要があります。
まずやってほしいのは自分自身がとびきり可愛いと思うものをできるだけ身近において眺めましょう。
なぜそれが微笑ましいのか?
なぜ可愛いのか?
これらを見つけてリストアップします。
次の段階では自分の身の回りの世界に同じような要素はないかを考えてみることです。
身の回りの風景に、身の回りの人の中に同じ要素を見つけてみます。
そしてそれは、全ての存在の中にあるのだということに気づくのです。
これがこの新刊の書籍「ハーブボールSPAセラピー」の中で紹介しているTune-inのバリエーションです。
本日紹介したものは、ヨガ指導者の慈しみの視線を鍛えるというバリエーションです。
是非、このワークを行ってあなたのクラスを慈しみの気で溢れる場にしてほしいと思います。
>>「ハーブボールSPAセラピー 気の体でつながる輝く絆の作り方」アマゾン販売ページはこちらから
国際ハーブヨガ協会の公式アカウントです。宗冨美江(Fumie MUne)と宗健太郎(Kentaro Mune)による共同執筆の記事となります。