いきなりでびっくりするかもしれませんが、一日一回の排便では圧倒的に不健康だということを認識してください。
1日に3回食事を取っているのなら、1日に3回は便を出すこと、それが鉄則です。
よく勘違いされていますが、排便とは消化できなかった食べかすを出す作業ではなく、新陳代謝をしていらなくなった『あなた自身』をはき出すための作業です。
実際に体内の老廃物の8割は排便を通じて出されています。
ちょっと汗をかいたり、呼吸法を行ったりして「デトックスした~」なんて言うのとは、次元の違う毒の出し方です。
肉体も精神も生まれ変わるにはここを調えなければ話にならないんですね。
そのために効果的な二つの習慣があります。
- ご飯を食べたら便意を感じなくても座ること。
- 排泄について家族やパートナーとシェアすること。
シェアするのは今日は何回出たとか、出ないとかで最初は十分です。
これまでの経験ではハーブヨガプログラムを始めると排泄は一気に好転していきます。
なぜなら丹田の部位には腸が位置していますが、ここを活性化させるのだから、効果が出ない方がおかしいんですね。
そして、食美法を行うことで排泄のリズムは整い、食べたらすぐ出るから体内に毒素を溜めない素晴らしい体になるのです。
また、便秘薬や浣腸を習慣にすることは避けるようにします。
これはコーヒー浣腸などであっても同様です。
これらの方法はあくまで緊急時のものでしかありません。
常に外部的なものに頼って排泄しているというのは、常に点滴をして栄養を補給しているのと同じなのです。
生活習慣をただしながら自然に排泄できるようにしていきましょう。
国際ハーブヨガ協会の公式アカウントです。宗冨美江(Fumie MUne)と宗健太郎(Kentaro Mune)による共同執筆の記事となります。
“第24回 1日3回のお通じがなければ便秘?次元の違うデトックス” への1件のフィードバック