ハーブボールを蒸すに当たって
ハーブボールを蒸す場合にはシリコンスチーマーにいれて電子レンジで1分半程度蒸す方法と、蒸し器で蒸す方法の2つがあります。
どちらを選んでもOKです。
最初にハーブボールを2~3分水の中につけ、十分に水分を含ませるのがポイントです。
水を含んでいない状態だと、どうしても熱の持続が弱いんですね。
温め時間は蒸し器のワット数にもよりますが、基本的には『中』程度の出力で20分程度を目安にします。
分量が増えた場合は30分程度かかる場合もあります。
※ただし、芋のハーブボールなど過度に蒸すと効果が落ちるものもあるので要注意ですね。
電気スチーマーの例:
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- ハーブボールのレシピのうち、分量の多いもの(ベースハーブ)はできるだけオーガニックのものを用います。ハーブヨガセラピスト・ハーブボールSPAセラピストは有機のハーブボールを使用していることが資格認定条件の一つでもあります。
- ハーブボールは温めすぎず、適温で行ってください
- 塩のボールは水分を吸着する力が強いため、肌に直接触れさせるとピリピリする場合があります。
- 目や生殖器などの粘膜や顔の皮膚など、刺激に弱い部分には当てないでください。
- ハーブボールは長い間当てると、皮膚が炎症を起こすことがあります。当てすぎに注意しましょう。(炎症自体は冷やすことによって徐々に消えていきます。)
- ハーブヨガ中は多くの水分が失われますので、ヨガ後には水を必ず飲むようにしましょう。
- レシピや効能はハーブヨガ・ハーブボールSPAセラピーのコンセプトから派生したもので医学的な根拠があるわけではないことをご了承ください。
- 基本的にハーブボールは一度蒸すことでその効力は弱まっていき、1週間が使用期限となります。人によっては少々弱くなって角が取れたボールのほうが効果的なケースもあります。
- 最初に成分について吟味し、アレルギーが無いか把握しておきましょう。小麦粉などにアレルギーがある場合、米ぬかや玄米粉などに変えるとよいでしょう。心配な場合はパッチテストを行ってください。
- できあがったハーブボールの保存は冷蔵庫にお願いします(塩のボールを除く)。常温下に放置しておくと、腐敗する可能性もあります。また、冷蔵庫で保存するときには、乾燥を防ぐためハーブボールはパックなどにお入れください。
- 包丁や石臼(クロックヒン)などを扱う際には十分に注意して下さい。
- ボールを作る際にはウコンをはじめ色の濃いハーブを用います。ハーブから黄色い液体やにおいの強い液体が出ますので、汚れてもよい服装と場所でハーブボール作りを行ってください。
国際ハーブヨガ協会の公式アカウントです。宗冨美江(Fumie MUne)と宗健太郎(Kentaro Mune)による共同執筆の記事となります。
“ハーブボールの蒸し方・使い方の注意点をご紹介【ハーブボールマイスター講座 第14回】” への1件のフィードバック