更年期障害についてのハーブヨガの考え方とアプローチ
更年期障害とは
更年期障害とは簡単にいうと、ホルモンバランスの乱れに伴う身体的・精神的不調です。
閉経をはさんだ前後10年くらい(45歳~55歳くらい)の女性は、性成熟期から老年期への移行期で、卵巣の機能が衰えるため、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に減少します。
女性ホルモン(エストロゲン)の欠乏により、脳の自律神経の調節中枢機能が変化するために起こるこの現象は、約8割の女性が何らかの症状を有しているようです。
不快と感じる程度の症状が更年期症状であり、日常生活にも支障が出るほどのひどい症状の場合は更年期障害と呼ばれます。
更年期障害を経過するためのハーブヨガのアプローチ
更年期を迎える女性にとって大切なのは、女性ホルモンの減少を緩やかにしていくことです。
例えば、男性も同じように更年期を迎えるのですが、女性よりも性ホルモンの減少の落差が小さいために影響は目に見えるほどではありません。
そこで、以下の枠組みをハーブヨガでは追加的に行っていきます。
※これら以外にも基本の生活習慣など、影響の大きい部分は沢山あります。
肝臓を癒やすハーブヨガ
更年期以降では性ホルモンの製造は卵巣から肝臓へとシフトしていきます。
もしも更年期の時点で肝臓の機能が減退している場合には、更年期障害はさらに大きく現れるのです。
そこで、更年期にさしかかった女性には肝臓を癒やすハーブヨガをお勧めします。
こちらは書籍でも紹介されていますが、温めたハーブボールを肝臓の部位に押し当てて癒やしていきます。
さらに独自に調合したハーブボールで癒しの効果を倍増できるでしょう。
卵巣を癒やすハーブヨガ
更年期だからと行って、卵巣がいきなり機能停止をしているわけではありません。
卵巣をしっかりと癒やすことによって、ホルモンバランスを安定させることができます。