
子宮内膜症と卵巣嚢腫についてのハーブヨガの考え方
子宮内膜症とは
子宮内膜症とは何らかの原因で子宮外に内膜ができ、それが蓄積している状態です。
通常の子宮内膜は月経の際に排出されますが、内膜症の場合には留まっているため、下腹部や骨盤周辺部(腰や仙骨にも)に腫れや違和感や痛みを生じる傾向にあります。

聞いて!私が七転八倒した子宮内膜症の話
子宮内膜症の辛さはなかなか理解してもらえません。
それはそもそも生理痛というものが人によって千差万別だからです。
そのため、とても辛い思いをしているにもかかわらず、
「怠けてる」とか、「甘えてる」とか、「わがままだ」とか言われてしまいます。
かくいう私もそう言われてきた一人でした。
しかも、子宮内膜症をはじめとする婦人科系の疾患は原因不明だと言われています。
得体のしれないものに苦しめられるのはとても恐ろしいことなのです。
そして、そんな身体的な苦痛や心理的な恐怖にさらされている女性が実は何十万人もいます。
でも、この経験から学んだことは同時に計り知れないものがあります。
体との付き合い方、生理についての考え方などなど全く新しい視点を得られたことに感謝しています。
そこで「この思いを聞いて欲しいし、知ってほしい!」と、一念発起しまして、私の子宮内膜症について動画にてお話ししています。
子宮内膜症をお持ちの方には是非、聞いて欲しいと願っています。
必ず得られるものがあると確信しています。
そして、子宮内膜症をお持ちの方が身近にいらっしゃる方にもおススメの内容です。
>>YouTube動画「聞いて!私の子宮内膜症の話」はこちらから
卵巣嚢腫とは
卵巣嚢腫は子宮内膜症と同時並行で発症するケースの多い症状です。
こちらの場合には卵巣内に子宮内膜のような膜が発生し、卵巣を肥大化させたり、排卵を阻害したりします。
卵巣嚢腫にもチョコレート嚢腫など様々な種類がありますが、西洋医学ではその原因は分かっていません。
症状が進むと下腹部が腫れたり、卵巣の位置がずれて卵管を圧迫する卵巣茎捻転という症状を引き起こしたりします。
無排卵を引き起こす可能性があり、妊娠を考えている方を悩ます疾患の一つです。
卵巣嚢腫とは
卵巣嚢腫は子宮内膜症と同時並行で発症するケースの多い症状です。
ハーブヨガの考え方とアプローチ
基本的に子宮内膜症・卵巣嚢腫の症状を癒やすためのアプローチは生理痛・PMSの部分と変わりません。
ただし、これらの疾患の特徴は生理痛やPMS以上に陰性の度合いが高いと言うこと。
陰性の度合いというのは、「冷え」ということで、つまり婦人科系が冷えている傾向がより強いわけです。
そこでハーブヨガでは追加的に婦人科系を温めるアプローチを行います。
子宮を温めるハーブヨガ
内膜が腹腔内に留まっているのは婦人科系の部位の気血水のバランスが悪い状況を意味しています。
そのためのアプローチとしてハーブヨガでは子宮をダイレクトに温めるハーブボールを用いたハーブヨガを行います。
ハーブボールの当て方などについては、サロンにお越しの際にそれぞれ最適な方法をお伝えします。
柔軟性や筋力に自信がなくても確実に実践できる方法です。
しかも、ハーブボールをお渡ししますので、ご自宅でも実践できます。
耳を癒やす
中医学では耳を卵巣に対応した部位であると考え、耳を癒やすことによって、間接的に卵巣の調子を整えます。
ハーブヨガではこの方式に則り、耳用のハーブを用いることで、卵巣機能を癒やしてきます。
婦人科系と対話するためのハーブ
ハーブヨガでは婦人科系と対話するためにハーブボールを活用します。
ハーブヨガ及びセラピーで用いるハーブボールは一般的に流通しているものとは異なります。
日本・中国・タイ・インドなどアジアの伝統医療の専門的なバックグラウンドを持ち、具体的に症例の改善をお手伝いしてきた背景があるからです。
そのハーブボールを習慣的に日常の中で組み込むことで、さらに効率的に婦人科系と対話するお手伝いをします。
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