
前回の記事では日本に拠点を開き、ハーブボールを開発するまでの紆余曲折についてお話しました。
第3回「そうだ、日本でハーブボールを伝えよう!地獄のハーブボール行脚の始まり」Work3:あなたのあきらめきれない夢を描こう 第
本日、お話しするのは胸についての話です。
胸というのは女性にとって特別な部位です。
もし、あなたが女性なら次のワークについて考えてみましょう。
KW: あなたにとって胸とはどんな意味がありますか?
私にとって胸とは愛情があふれる場所と考えています。
私たちが赤ちゃんとして生を受けて一番最初に触れあうのはお母さんの胸ですよね。
あるいは、抱きかかえられているのも胸の位置です。
胸の部位とは私たちの愛情の出発点であり、それを受け止める場所でもあるのです。
これをちょっと違う角度で見てみましょう。
東洋の身体観では体にはそれぞれメッセージが埋まっていると考えます。
胸の位置のメッセージとは何かというと、人と人とのつながり、つまりは愛であり、関心が埋まっていると考えるんですね。
胸の位置にはハートチャクラという愛情にまつわるチャクラがあると考えることからもわかりやすいと思います。
そして、この胸の位置は愛の部位であるからこそ、今、たくさんの女性たちが悩みを抱えています。
乳がんはその代表例です。
毎年、たくさんの著名な方が乳がんを公表し、中には若くして亡くなる方もいらっしゃいます。
身近な人が乳がんを患ったという方も多いのではないでしょうか。
事実、乳がんを罹患される方は年々増えています。
私はこういった状態は現代女性にとっての愛情のあり方が変化したことと大きく関係していると感じています。
私の友人の母も私達が高校生の頃に乳がんで亡くなりました。
学生にして母親を亡くす悲しみとはどんなものだろう?
考えると胸が苦しくなりました。
大人になってからも身近な方や著名な方の乳がんのニュースを聞く度に思い煩いました。
「この問題について私たちは何ができるだろうか?」
「たくさんの女性が悩み、恐れていることについて何ができるだろうか?」
私は夜も眠れないままに考えました。
そして私達はハーブボールに出会いました。
サロンでたくさんの方の体質改善の声を頂戴する内に、女性の胸にとっても私たちの最大の味方になるのが、
ハーブボールに違いないと確信するようになりました。
乳がんであれ、どんな疾患であれ、まず最初の問題は体の気血水の流れが滞って冷えが生じていることです。
先ほどの体のメッセージという視点から言えば、体の冷えとは無関心の現れともいえるのです。
自分自身のことをいつしか後回しにして生きるようになる女性たち。
「もう、私なんて」という気持ちになっている女性たち。
そんな彼女たちに少女の頃のときめきを思い出して欲しいと心から願う様になりました。
ハーブボールを通じて乳房を温めることは、胸に「愛しているよ」「ありがとう」とメッセージを送ることに他ならないのです。
その思いで、ハーブボールを使用した胸へのセラピー、ハーブボールSPA美胸セラピーを指導し始めたのです。
すると、講座参加者から驚きの声がものすごいんです!
一番多いのが、講座を受講するだけで胸がふかふかになったという声です。
バストアップはもちろんのこと、妊娠・出産・加齢で垂れ下がっていく一方の乳房を応援できるんだ!
そして、胸を美しくすることで女性は女性として生まれ変われるんだと気づいたのです。
講座で学んで施術を始めた方たちからのお客様からの声は、一度の施術で明らかにバストが大きくなっているとの声、声、声。
何よりも、セラピストたちが最も驚くのはお客様たちが少女のように声を弾ませて喜ぶ姿に出会えることでした。
「セラピスト冥利に尽きるとはこのことなんですね!」と心から感激するのです。
なぜ、このような感激に出会えるのかというと、胸とは秘められた部位。
女性にとって女性としての自分自身を秘める部位です。
その押し殺していた魂の叫びを美胸セラピーによってセラピストは開放するのです。
だからこそ、それは単なる胸の癒やしにとどまらず、魂の癒やしに繋がり、その瞬間から女性としての生き方を変えるほどの変化をお客様にもたらすのでしょう。
補足1)美胸についての気づきは以下の動画でもご覧いただけます:
補足2)先日もご紹介した額賀史子さんのインタビュー動画でも紹介されています:
【Work04:あなたの悩みが世界を救う】
- あなたにとって夜も眠れないほどの悩みは何ですか?
まずは自分自身のことでいいので、夜も眠れないほどの悩みがないか探してみましょう。
もしかすると、それはあなたの心の奥深くにしまい込まれていて、あまり見つめたくないものかもしれません。
しかし、あなたの内側にある恐れや心配する部分こそが、あなたのクライアントさんと結びついていることはよくある話です。
自分自身を観察することで、サロンの方向性も見えてきます。
是非、チャレンジしてみてくださいね。
国際ハーブボール協会
宗 冨美江

国際ハーブヨガ協会の公式アカウントです。宗冨美江(Fumie MUne)と宗健太郎(Kentaro Mune)による共同執筆の記事となります。