前回の記事では バンコクでのサロン立ち上げと、お客様の声についてお話しました。

第2回「バンコクにサロンを開業!お客様からの奇跡の声」Work2:サロンワークをゲーム化しよう

バンコクで大きな反響を頂いた結果、「日本でも養成講座を開催してください!」とお声をいただくようになりました。

そこで、これからの自分たちの活動をどのようにしようかと考えていたところ、2011年、3月11日、ラオスのホテルのロビーでCNNのニュースが目を疑う光景を報道していました。

「日本が今、大変なことになっている!」

膝がガクガク震えてきました。

その時、私達が誓ったことがありました。

「一刻も早く日本に戻って、私達ができることで日本を癒やし元気づけたい。」

そうはやる気持ちに駆られました。

自分たちに何ができるかというと、これまで培ってきたハーブボールの知恵がありました。

「ようし、ハーブボールで日本を癒やし、元気にしよう!」

そのように決意して日本に拠点を設けるために行動を始めました。

しかし、何年も日本を離れていて痛感したことがあります。

南国のタイとは何から何まで違っているのです。

何が一番違うかというと、道を歩いている人々の表情です。

タイの人々はその日暮らしでも楽しそうな顔をしています。

ですが、当時の日本人は固く歯を食いしばった表情で、心のうちにある閉塞がよくわかりました。

日本の東京の日本橋という、都市部に構えたというのものあって、世界が本当に灰色に見えたものです。

この東京の街の閉塞感にしばしば飲み込まれそうになり、押しつぶされそうになっていました。

「この国で本当に私達の伝えたい癒やしをハーブボールを通じて伝えることができるのだろうか?」

しかし、だからこそ自分たちの知恵が役立つんだ!

まずは何より正しい使用方法です。

「ハーブヨガ」という書籍を2012年に出版しました。
さらに、ハーブボールSPAセラピーとして1対1で行うセラピーのためのメソッドについても網羅し、書籍として出版しました。

こちらが世界で初めてのハーブボールについてだけの専門書籍となります。

※この書籍は2段組みで書かれていまして、書き上げるのに数年かかっています。
大変な時間と労力を要していますので、ぜひ、まだご存じでない方はご覧くださいませ。

書籍だけでなく同時に日本で広めるためのハーブボール開発に着手しました。

材料、レシピ、生産方法、保管方法など、タイとは全く異なりました。

私たちのハーブボールの9割以上はオーガニック素材を使っています。

そのため生産者との連携は必要不可欠です。

しかし、満足のいく生産者を見つけるだけでも相当な試行錯誤を繰り返しました。

また、私たちは本物のハーブボールをお伝えしたいと考えていました。

本物というのはタイの高級SPAのように一人一人のためだけのハーブボールというものです。

タイの場末のマッサージサロンのような使いまわしをするスタイルが定着するのは業界全体をみてもよくないと思ったからです。

使いまわしをすることは衛生管理上、大きな問題があります。

おそらくは必ずどこかの時点で問題が起こるとすら危惧しています。

だからこそ、使いまわしをしないハーブボールを開発することが必要でした。
 
しかし、それは同時にコスト面でもリーズナブルな価格で作れるかどうかという大きなハードルへの挑戦でもありました。

本当に日本中のサロンに導入される日が来るんだろうか?

そんな風に途方に暮れた日もあります。

それでも少しずつではありますが、ハーブボールの販売を開始していったのです。

ある日のこと、東京都豊島区大塚でプライベートサロンをされているセラピストの方から連絡がありました。

「あなたのところのハーブボールを使うと、お客様が本当に満足してくれるんです!」

こちらは今は国際ハーブボール協会でトレーナーを務めている額賀史子さんとの初めての出会いでした。

>>額賀史子さんのインタビュー動画はこちら

彼女は言います。

「こちらのハーブボールに切り替えた途端、今までのお客様が全員、ハーブボールの施術に切り替わってしまったんですよ!」

これには驚き、天にも登る心地になりました。

そして、やっとゼロが1になったと感じました。

これまでやってきた努力が実を結んだ瞬間だったんです。

その後、私たちのハーブボールは日本中のサロンや、助産院にも導入され、熱意をもって迎えられるようになったのです。

>>ハーブボール開発秘話についてはこちらのページもご覧くださいませ

【Work03:あなたがあきらめきれないものは何?】

これらの経験を通じて、あなたにお伝えしたいことがあります。

それは古臭くて泥臭いですが、ネバーギブアップ!ということです。

  • あなたが絶対にあきらめたくないものは何でしょうか?
  • そのために何年もの時間を費やしてもいいと思うものは何でしょうか?

諦めることは簡単ですし、環境のせいにすることも簡単です。

それでも、絶対にあきらめきれないことを探してみましょう。

そこに答えはありますし、そこにあなたの人生の目的があると感じています。

明日は女性の悩みの一つである胸とハーブボールについてのお話となります!

是非、楽しみにして下さいね。

国際ハーブボール協会

宗 冨美江

国際ハーブヨガ協会の公式アカウントです。宗冨美江(Fumie MUne)と宗健太郎(Kentaro Mune)による共同執筆の記事となります。

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