姿勢美法の習慣3:あなたが丹田やチャクラを鍛える理由

では、次に「姿勢美法ではどうして軸、特に丹田やチャクラを鍛えるのか」について30秒程度考えてみましょう。

軸のワークを行う理由、それはあなたが世界にたいしてハーブ、つまり癒しと活性をもたらす存在であることを宣言するために行います。

軸のワーク、例えば、丹田呼吸法、またの名を丹田抱雛を行なうと体がホカホカになります。

その結果、明確な意志と行動力が湧いてきます。

この意味で軸のワークは活性化(陽性)のワークであるとも言えます。

これと対照的に、脱力のワークというのは癒し(陰性)のワークです。

脱力をすることであなた自身も癒されるし、他の人も癒やされます。

しかし、下図を見ても分かるように、癒しというのはゼロ地点に戻るプロセスにしか過ぎません。

何か向上が起きているわけではないのです。

私達がハーブヨガの中で伝えたいのは、癒やされて終わりというのでは不十分だということです。

ハーブヨガの実践者は他者にプラスの影響を与えていこうという強い軸を持っている必要があります。

先ほどの脱力の話で言えば、自分がただ癒やされるための脱力ではなく、坂本龍馬のように他者の力さえも抜いてしまうぐらいのビジョンを持っていなければいけません。

こういう強いビジョンというのは、身体的にも軸がなければなかなか身につきません。

坂本龍馬は剣術の達人でもありましたから、身体的にも強い軸を持っていたのでしょう。

 

東南アジアの人びとはその意味では癒しの傾向が非常に強いと思いますが、逆に言えば、それは現状維持に向いている気質ともいえます。

現状で満足してしまうので世界を積極的に変えようという意志がある人は他の文化圏と比較すると、相対的に少ないように思います。

軸を持つということは世の中をこんな風に変えたいという明確な強い意思を持つことです。

あなたが目的を持って行動するためには、この強い軸をインプットする必要があるのです。

そして、これは頭で理解するものではなくて体から働きかけます。

体に直接アプローチすることで、精神的にも強い軸を形成しようというのは東洋の伝統ですし、最も効率のよい方法なのです。

 

第一章でも述べましたが、ハーブヨガを実践するということは社会と積極的に関わる姿勢が求められます。

あなたがハーブヨガの実践者として、現実をこんな風にしていきたいんだという意志を持たなければいけませんし、それをまずは発見しなければなりません。

同時に、あなたこそが現実に波を起こしていく存在であると自覚しなければいけません。

この波を起こすのは何かというと、それが軸から放たれた熱です。

熱がなければ具体的な行動に結びつきませんし、コンセプトだけの計画倒れで終わってしまいます。

この熱を加速させるためにも、軸のワークを習慣にしていきましょう。

国際ハーブヨガ協会の公式アカウントです。宗冨美江(Fumie MUne)と宗健太郎(Kentaro Mune)による共同執筆の記事となります。

第14回 ハーブヨガの体の見方:チャクラ・マルマ・ツボ

中国医学とインド医学(アーユルベーダ)は相互に影響を与え合いながら、並列的に発展してきました。

その結果、コンセプト的や実際的にも対応する箇所が多く見受けられます。

例えば、ツボ=経穴は中医学のコンセプトですが日本人になじみのある身体の捉え方ですが、インドではそれを『マルマ』と呼びます。

そして、チャクラとはインドの身体観の特徴的な考え方で、私たちの体における『エネルギーの集まる場所』を表現したものです。

これらのチャクラは中医学の一部のツボと対応していますが、多くのツボは表面にあるという考え方に対して、チャクラは内側に存在するという考え方をします。

ツボというものはエネルギーが集まったり、出て行ったりする穴だと考えるとよいでしょう。

そして、その中でも特に働きの大きのがチャクラと呼ばれる場所なのです。

チャクラのイメージとしては体の表面で扇風機のように渦巻いている感覚です。

アーユルベーダではチャクラはエネルギーの受容や転移を司っていると言われています。

つまり、その部位で外部にエネルギーを吸ったり吐いたりしたり、或いは、内部にエネルギーを供給したりしているのです。

ハーブヨガのアーサナ、呼吸法、そしてハーブそれ自体の効果によって、体内に流れるエネルギーを正常な状態に保つことが出来ます。

ハーブヨガの基本的な身体観については、拙著「ハーブボールSPAセラピー」にて詳細を解説しています。是非、ご覧くださいませ。

国際ハーブヨガ協会の公式アカウントです。宗冨美江(Fumie MUne)と宗健太郎(Kentaro Mune)による共同執筆の記事となります。