それでは、どうしてこの習慣を身に付けるだけで人生が変わるとまで言えるのでしょうか?
それは、それぞれの習慣が自分の無意識の中に波及して効果を及ぼしていくからなのです。
以下では端的な例を挙げて解説します。
玄米粥の場合
食美法では朝の玄米粥を平日の習慣として提案しています。
それは、玄米粥自体の効能もさることながら、玄米粥を作る習慣を身に付けると朝から『自分の美と健康に関心のある食事』を摂る事ができるからなのです。
一日の始まりに、『美と健康に気をつけよう』という項目が無意識の中にインプットされるのです。
結果として、昼ご飯や晩ご飯にもその意識は反映されていきます。
実際には玄米粥を始めるようになってから、他の料理もヘルシーなものになったという生徒様も多数います。
姿勢美法の場合
朝、姿勢美法を5分行うとその日一日の姿勢に対する意識が格段に上がります。
例えば、歩く姿勢を気をつけたり、脚を組んで座りがちな人でも揃えて座るようになるなど、ちょっとした自分への気遣いができるようになるのです。
Kotodama Workの場合
Kotodama Workはその都度の着想を書き留めるという単純な作業です。ものの数分しかかかりませんが、常に自分の心に関心を払うことが習慣になります。
このように、結果として、たった5分の習慣が波及的に他の要素に影響を与えていき、その人の意識を変え、時間の使い方や捕らえ方を変えていくのです。
人生とは時間でできていますから、時間のとらえ方を変えるだけで人生自体もまた大きく変わるのです。
これが、5分間メソッドの核心です。
国際ハーブヨガ協会の公式アカウントです。宗冨美江(Fumie MUne)と宗健太郎(Kentaro Mune)による共同執筆の記事となります。
“第30回 習慣の力が波のように人生全体に波及していく” への1件のフィードバック