
お子さんが風邪ひいた、下痢や便秘をしている、アレルギーをもっている、小児喘息で呼吸が苦しそう。
私たちの息子も風邪をひいたり、お腹を壊したり、とても大変な時期がありました。
苦しむ子供の顔を見ながら、できることなら代わってあげたい!そんなふうに思ってしまいますよね。
こんな時におすすめなのが、ハーブボール。
ハーブボールを使うことで、すごく簡単にお子さんに自然な手当てをすることができるのです。
こちらの記事では私達がYoutubeにて公開している人気動画を更に詳しく解説いたします!
はじめに
ハーブボールは日々の疲れを癒やし、全身のエネルギーバランスを改善することに効果的です。しかも、あなたの健康だけでなく、あなたのお子さんの健康管理や体質改善にも役立てることができます。
主な効果は次のとおりです:
- 体質改善をしたい時
- 強い体になってほしい時
- 季節の変わり目に体調の変化に備えたい
- 絆を深めたい
こちらの記事ではその中でも、風邪の時に特に行う方法をご紹介します!
補足:ハーブボールの準備について
ハーブボールは大変熱くなります。そのため施術する際には必ずタオルで包んでください(※)。そして、「熱かったら言ってね」「きもちいい?」とコミュニケーションをしながら施術しましょう。また、当てるときには圧力をかけすぎないようにしましょう
※動画ではわかりやすさのために、適温にしたハーブボールをタオルに包まずに使用しています。
背中側から当てる方法
人間には経絡というエネルギーの流れがあると中国医学では考えます。
これらのうち、背中側には督脈といって、私達のエネルギーを監督する働きがある経絡が流れています。
そのためまずは背中側からセラピーをしていきましょう。
ただし、闇雲に背骨に当てても効果は限定的です。
そんな時におすすめなのがインドのヨガ・アーユルヴェーダの考え方である、チャクラに沿ってあてるもの。
この動画では第二チャクラから第5チャクラまでをゆっくりとじんわりと温圧していきます。
それぞれのチャクラに当てた場合に期待できる効果は以下のようになります。
丹田のチャクラ
背骨と骨盤がクロスするポイント。お腹の状態を整えて、全身のエネルギーのもとをつくります。お通じ・排尿などのデトックスの改善効果があります
みぞおちのチャクラ
みぞおちの裏側。胃腸の調子を整えます。胃痛や胃下垂、膨満感、ストレスの軽減にも効果的です。
胸のチャクラ
肩甲骨の間。呼吸の状態を整えます。ぜんそくや咳の軽減にも効果的です。
喉元のチャクラ:
首の後ろ。喉の状態を整えます。咳や痰、扁桃腺などの炎症を効果的に癒やします。
お腹側からも施術しましょう
チャクラは表面ではなく、その人の深層の次元にあります。
お腹側からもハーブボールをあてることで、より効率的に全身のエネルギーバランスを改善できます。
肝臓の手当て
右胸の下側に位置する肝臓は数百種類の機能を持つ、働き者の臓器です。
日本の自然療法では肝臓を温めることで癒やすことができると考えます。
この臓器をハーブボールで温圧することで、肝臓に気血を回すことができます。
肝臓は真正面からだけでなく、側面からも当てると効果的です。
おわりに
いかがだったでしょうか?
今回はハーブボールをつかって、お子さんの体質改善をする方法をお伝えしました。
こちらの記事の内容は動画でも解説していますので、ぜひ、参考にしてくださいね!

国際ハーブヨガ協会の公式アカウントです。宗冨美江(Fumie MUne)と宗健太郎(Kentaro Mune)による共同執筆の記事となります。