今回はクレドベーシックの19についてシェアを行います。

クレドのベーシック第19条
19.私たちは摩擦を恐れず、意見を出し合います。良いアイデアを生み出すためには、さまざまな視点からの意見(多重知性)が必要です。摩擦が見えない組織は、問題が潜伏しています。相手と意見が異なった場合は、「この問題は自分にとって、どのようなシグナルなのか」とまず客観的に考えてみます。その上で、その摩擦から何を学ぶことができるのか、第三者的に眺めてみましょう。意見が異なる際には、全体を否定すると人格批判になります。部分に焦点をあててコメントするようにしましょう。

こちらは、クレド17と18を総括したクレドとなります。

基本的な姿勢はもうすでにお話ししたとおりですので、大筋については前回までのエントリをご覧ください。

ここで私がさらに突っ込んでおきたいのは、ヨガ指導者とセラピストであっても、一定の偏見を持っているということです。

これはどんなステータスにある人物であっても、持っている知識や文化的・社会的バックグラウンドが異なる以上は一定の偏見を持っているのです。

ですので、偏見がある=悪というわけではありません。

大事なことは、自分の持っている知見は自分の短い人生を反映した偏見にしか過ぎないと理解しておくことです。

その結果、井の中の蛙大海を知らずかもしれませんが、空の深さには通じることができるようになるのです。

そして、自分の意見が圧倒的に正しいというわけではないということに気づくことによって、むしろ自分の知見には一定の心理が含まれていることに気づくのです。

偏っているがゆえに社会の問題点の縮図が現れているかもしれません。

偏見をそのまま放置してはダメですが、しっかりと管理することによって、あなたは偏見でさえもハーブに変えることができるのです。

上図:某部分の長さは同じにも関わらず、長さが違ってみえる

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