本日は、私達の書籍「女たちよ、今すぐヨガを教えなさい」の読者様からのご質問をいただきましたのでシェアさせていただきます。

「本にかかれていた、笑いをとる。人気の先生は笑いをとる。すごく共感したのですが具体的にどうわらいをとればいいかがわからなく、
悩んでおりました。そこを詳しく知りたいと思いメッセージさせていただきました」 Mさんより

Mさん、メッセージありがとうございます!

素晴らしいご質問だと思います。
この本の核心的な部分への質問なんじゃないかなとうなりました。

まず、なんのためにクラスに笑いが必要なのかというと、クラスの脱力を引き出すためです。

生徒さんの脱力というより、クラスという場の脱力です。

みなが笑顔になれる状態、それは教える自分自身が脱力している状態なのです。

だから、笑いが起こっているかどうかは、そのクラスの場に脱力があるかないかを客観的に示す目安になるのです。

しかし、はっきりいいますと、笑いをとるというのは、誤った方法で行ってしまうと逆効果にもなりうるものですので非常に難しい部分です。

では、どんな笑いの取り方はNGかというと、生徒さんを笑い者にするような方法です。

生徒さんの中で、いじられキャラのような方を作ってしまってその人をいじって笑わせるという方法はしてはいけません。

テレビなどでの笑いはあたかもそのように行っているように見えますが、笑いの素人がむやみにプロの方の表面的な方法を真似するようなことは無意味です。

私達はあくまでお笑い芸人の方とは違ったスタンスからクラスに笑いを引き出していかねばなりません。

その違いとは、「生徒さんに対して一緒に子どもになろうよ」と相手の内側の子どもを引き出すというスタンスです。

これを理解するには、実は先日発売開始した新刊の「ハーブボールSPAセラピー」の書籍の中で示した観想と感応という法則を学ぶことが近道だと思います。

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この書籍はセラピーの奥義を書いているのですが、こちらはセラピストという肩書の方だけでなく、人と触れ合い絆を作りたい人全てに必要なエッセンスを伝えています。

特にヨガを教えて一緒に他者と笑いあい、深く寄り添い心から相手を応援しようというスタンスにはセラピストとしての姿勢がどうしても必要なのです。

そのためには、あなた自身が子どもに戻る訓練が必要となります。

邪気を手放し子どもに戻るために今日からできるヒントとしては、まず子どもや鳥や動物などの生き物に自分が怖がられたり、嫌われたりしがちじゃないかチェックを入れてみて下さい。

初め怖がっていた生き物や子どもが少しずつあなたの前でリラックスし始めた時、自分の中の邪気がどのように変化していくのか感じられると思います。

あとは、逆に動物や子どもがサッと逃げたり隠れたりしてしまう人にはどんな特徴があるでしょうか?

それらを観察したり、思い出したりしてみましょう。

この方法はすぐに笑いが取れるものではないかと思いますが、「急がばまわれ」で、必ず指導者として成長できる方法だと信じています。

なぜなら、私が伝えたいのは、ヨガクラスで笑いが生まれて生徒さんに喜ばれる方法だけではなくて、クラスで笑いも自然に生まれてあなたが女性として幸福感を感じられる存在になる方法を伝えたいからです。

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