生理やPMSと対話する

月に1度訪れる女性の痛み、それが生理痛とその前期症状であるPMS(月経前症候群)です。

生理痛が重いとそれだけで動くことができなかったりしますし、PMSと合わせる2週間以上も気分が悪いままだという方もいらっしゃいます。

両方とも本当に辛い症状ではありますが、ハーブヨガにおけるアプローチの仕方は同一です。

そして、サロンは以下の枠組みで考えて行きます。

(症状には個別に対応しますので、こちらで紹介しているのはあくまで原理・原則とご理解下さい。)


PMSと生理を軽くする婦人科系への基本的なアプローチ

これまでの数千人にも及ぶクライアントさんとのやりとりの中で、生理痛を効率的に解消するためには以下の点を改善することが望ましいと考えます。

1.体の冷えを追い出すこと

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一番肝心なことは、体から冷え(血行不良)を追い出すことです。

生理痛が酷い人の場合、特に冷えているのが骨盤内部です。

常に下腹部に冷たさを感じる人、お腹を下しやすい人、或いは便秘がちな人はそれに当たると行ってよいでしょう。

命を生み出すための婦人科系の部位が冷えていると言うことは、そもそも生命エネルギーが不足している、またはアンバランスな状態であると言えます。

この状況が続くと、その悪影響は体全体に波及し、万病のもとに変化していくのです。


よって、ハーブヨガでは様々な手段を使って冷えを取り去っていきます。

特に、ハーブボールによる婦人科系をダイレクトに温めることと、日常的にお茶(水分)を飲む習慣は冷え性の克服に大きく貢献することでしょう。


2.排泄を(少なくとも)1日に2回以上行えるようになること

体の中で冷えをおこす原因の一つに、老廃物の蓄積というものがあります。

老廃物とは中国医学では「水」と呼び、気の持つエネルギーを冷やす・中和する働きがあります。


もしも、老廃物が溜まった状態が長く続いたら?

しかも、それが婦人科系に近い大腸の部位に留まっていたら?


答えはもうお分かりですよね。

婦人科系の疾患を克服するに当たって、とても良くない状態です。

では、ハーブヨガではどのようにアプローチするのか?

ハーブヨガは全方向的なヨガですので、食事と運動、感情の使い方という側面から便秘解消のヒントをお伝えしていきます。


3.砂糖中毒から抜け出すこと

体を冷やす主な原因の一つに乱れた食生活があります。

これは老廃物を溜めやすい食事の摂り方であるとも言えます。

特に多くの女性が抱えているのが、『砂糖無しでは生きられない』、という砂糖中毒の状況です。

砂糖はそれ自体が人間を沈静化させ、体を冷えさせる働きがあります。

ですから、砂糖をできるだけ摂らないようにするというのは体質改善の基本です。

そのため、様々な東洋の伝統療法では砂糖断ちすることを患者に求めますが、鳥蝶の場合にはまずは自分自身がどれぐらい砂糖を摂っていることに気づくことが大切だと考えます。

サロンでは砂糖抜きをはじめとする生活習慣上の問題についてカウンセリング&コーチングを無料にて行っていきます。


4.骨盤と柔軟性を取り戻すこと

体の熱はどこで作られているのか知っていますが?

その大半は体の内と外にある筋肉が震えることによって生まれます。
しかし、筋肉が固い場合には、その振動が他の部位に伝わらず、熱が細部にまで行き渡りません。
このことは婦人科系のある骨盤の部位にも当てはまっていて、骨盤部分の柔軟性が失われていると、常に下腹が冷えている状態になります。

その状態のまま、月経が始まろうとすると、PMSや重い生理痛が生じてしまうのです。

5.下半身と股関節の柔軟性を取り戻すこと

また、身体の筋肉の半分以上は下半身に存在しています。

つまり下半身であなたの血液は温められて全身を巡っているわけです。

もし、下半身の柔軟性が乏しい場合、特に股関節の柔軟性が乏しい場合には、効率よく血液が循環しません。

いわば柔軟性がないことで、熱の伝導にストップがかけられている状態です